人生100年時代、子育て後に夫婦で過ごす期間は自然と長くなります。そんな中「ごきげんにセカンドライフを過ごすため、夫婦で旅に出てみてほしい」と語るのは旅行ジャーナリストの村田和子さん。理由や旅のヒントを村田さんの夫婦旅を通じ紹介します。
50代、旅という非日常だからかなう、再びの夫婦時間
子どもが巣立ち、夫婦ふたりの時間が戻る50代。いざ夫婦ふたりの生活に戻ると、月日の経過とともに変化した価値観や思いのすれ違いから、「落ち着かない」「会話がない」という声も聞かれます。
一方で50代は、定年後の生活やマネー計画、親の介護など、「これから」について考えるべき ことも増えてきます。
日常では後回しになってしまう大事なことを語り合う……そんな目的で夫婦旅を計画するのもいいものです。
「定年になったら夫婦で旅を」という方は多いですが、私は子どもの手が離れたら、早いタイミングでスタートすることをおすすめします。
長い年月の中で夫婦の価値観や生活スタイルが変化するのは自然なこと。それを認め、歩み寄りながら関係を育てることが、充実したセカンドライフへの一歩になるからです。
夫婦旅は「ふたりで決める」が鉄則
「夫婦旅」では、それぞれの希望を持ち寄り、一緒に計画をするのがおすすめです。どちらか一方だけで決めると、遠慮のない間柄だけに、小さな行き違いや何気ない一言から険悪なムードになることも。
「ふたりで決めた旅」なら、想定外があっても「責任は半々、お互い様」と受け止めやすくなります。
記念日にあわせて旅へ出るのもいいでしょう。私たち夫婦は、息子が社会人となり「子育て卒業記念」の旅を計画することに。
「ふたりとも訪れたことがない場所」を条件に、夫のこだわりである「温泉」、私のこだわりである「建築」を踏まえて検討。 。岐阜県奥飛騨温泉郷にある「界 奥飛騨」へ向けて旅立ちました。

