
日本の猛暑の中でも元気に咲き誇り、初夏から晩秋まで庭をカラフルに彩ってくれる「サルビア」。初心者でも簡単に育てられる、夏を代表する人気の草花です。この記事では、失敗しない苗の選び方や育て方のコツ、そしてお庭がパッと華やぐ代表的なおすすめ9品種も分かりやすくご紹介します。
サルビアの基本情報

植物名:サルビア
学名:Salvia
英名:Salvia
和名:緋衣草(ヒゴロモソウ)
その他の名前:セージ
科名:シソ科
属名:サルビア属(アキギリ属)
原産地:南米など
形態:非耐寒性多年草
サルビアは、シソ科サルビア属(アキギリ属)の非耐寒性多年草で、原産地は南米など。本来は多年草ですが、寒さに弱く、日本の厳しい冬を乗り越えられないので、国内では一年草として扱われています。セージとも呼ばれ、その種類は900種以上に及び、ハープや観賞用として利用されるものなど、じつに多様です。それら全てをご紹介するとなると紙幅が尽きるので、ここでは日本で観賞用の園芸種として広く普及しているサルビアに絞ってご紹介します。日本で主に流通しているのは、赤花で最もポピュラーなスプレンデンス、ブルーサルビアの名称で知られるファリナセア、長い穂状の花が咲き続けるコクシネアなどです。
サルビアの花や葉の特徴

園芸分類:草花
開花時期:6~11月
草丈:20~160cm
耐寒性:弱い
耐暑性:強い
花色:白、ピンク、赤、紫、青、複色
多くのサルビアは花が燃え立つように咲く、力強く華やかな姿が特徴です。葉のふちには細かいギザギザがあり、ツヤのない柔らかな質感をしています。

サルビア・スプレンデンス(Salvia splendens)は、赤が最もポピュラーですが、園芸品種が多く、オレンジ、ピンク、紫、白など多様です。花穂が立ち、下から順に咲き上がっていきます。

ブルーサルビアの名前で親しまれているサルビア・ファリナセア(Salvia farinacea)は、ラベンダーに似た青い花穂を多数つける姿が魅力。白花や2色咲きの品種もあります。

トロピカルセージとも呼ばれるサルビア·コクシネア(Salvia coccinea)は、花色に赤、ピンク、白などがあります。やや長めの穂を上げて咲き、開花期間が長いのが特徴です。
豊富な花蜜を持つサルビアは、蜜源植物の一つ。BlackBoxGuild/Shutterstock.com
