『夜明け前に会いたい』著 唯川 恵(文春文庫)

金沢で母と暮らす女性が、加賀友禅作家との恋を通して、家族や自身の生き方に向き合っていく恋愛小説。着物文化や雪景色の街並み、犀川周辺の風景、茶屋街など金沢ならではの風土や美意識が物語全体から立ち上ってくる。
『サカロジー 金沢の坂』著 国本昭二(時鐘舎新書)

坂の多い金沢の地形に着目し、名前の由来や周辺の歴史、寺社、武家地の痕跡、人々の暮らしとの関わりをたどるエッセイ集。「石伐坂や蛤坂など、坂にはそれぞれ個性的な名前が付いているのですが、その由来などもわかります」

