いざ! 挿し木を実践
植物は、きちんと向き合えば、きっと応えてくれるはず。そんな願いを込めて、今回は準備から慎重に進めています。
【用意するもの】

- 挿し木用の土:肥料分が含まれておらず、清潔で水はけのよい「挿し木専用の土」を用意しました。根が出るまでは、この環境が一番安心。
- プラスチックのカップ:底にいくつか穴をあけ、水はけを確認したものを使用。透明なカップだと、根が伸びていく様子を観察できるので、根の様子が気になる私のような人にはいいですね。
【挿し木の方法】
1. 枝の剪定
挿し木する植物の元気な枝を選び、2節つくようにカット。数枚の葉を残し、切り口が斜めになるように茎を切ります。残した葉は、葉からの蒸散を抑えるために半分〜1/3程度にカットしましょう。

2. 水揚げ
切り口を1〜2時間ほど水に浸し、しっかりと水分を吸わせます。
3. 土の準備
準備したカップに土を入れ、水をかけてしっかり湿らせます。

4. 土に挿す
割り箸などで穴をあけてから、枝を優しく挿し込みます。たくさんの枝が残った場合は、植木鉢の挿し床バージョンも。


5. 環境づくり
直射日光を避け、風通しのよい明るい日陰に置きます。土が乾かないよう、毎日の水やりを欠かさないよう気をつけます。

かつて庭を彩っていたあの植物たちが、このカップの中で新しい根を伸ばし、やがてベランダの主役となっていく……。そうなればいいな、と思いながら、カップを毎日覗き込んでいます。

うんの・みき/フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。
