「1,2,3,4,5,6,7,8,9の中で素数だけ選べ」中学生の7割が誤答。全国学力調査で見えた“いまの子ども”に足りない力/大人だって、あやしい?…「にやける」の本来の意味を9割が誤答

「1,2,3,4,5,6,7,8,9の中で素数だけ選べ」中学生の7割が誤答。全国学力調査で見えた“いまの子ども”に足りない力/大人だって、あやしい?…「にやける」の本来の意味を9割が誤答

◆■知らないのは、子どもだけじゃない

「素数の意味を知らない中学生が約7割」――この数字を、大人の私たちはどう受け止めればいいのでしょうか。

テスト
※画像は生成AIによるイメージです
じつは、大人にとっても他人事とは言えないデータがあります。2025年9月に公表された文化庁の「国語に関する世論調査」(令和6年度)によると、「彼はいつもにやけている」という文の「にやける」を、辞書などで本来の意味とされてきた「なよなよとしている」と答えた人はわずか10.5%。一方で「薄笑いを浮かべている」と答えた人は81.9%にのぼりました。全国16歳以上の3,498人(有効回答)を対象にした調査です。

◆■言葉は変わる。だから「知っておく」ことに意味がある

もちろん言葉は時代とともに変わっていくもので、「薄笑い」の意味も、いまではすっかり定着しています。それ自体を「間違いだ」と言うつもりはありません。もし言葉が一切変わらないのなら、古典の授業だって必要なくなってしまいます。

ただ、もしどこかで「にやける」の本来の意味に出会ったとき――たとえば少し古い小説の一節で――「なよなよしている」という意味だと知らなければ、書き手が描こうとした人物像を、まったく違うふうに受け取ってしまうかもしれません。

配信元: 日刊SPA!

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