熱中症対策のスポドリで「むし歯じゃないのに歯が溶ける」?歯科医が警告する“要注意な7つの飲み物”

熱中症対策のスポドリで「むし歯じゃないのに歯が溶ける」?歯科医が警告する“要注意な7つの飲み物”

◆あなたの歯、もう溶け始めているかも?酸蝕歯セルフチェック


酸蝕歯は、むし歯のように目立つ穴があくわけではなく、少しずつ静かに進行します。そのため、気づいたときにはかなり進んでいることも少なくありません。まずは、自分のお口にこんな変化がないかチェックしてみてください。

・冷たい飲み物やアイスで歯がしみることがある
→ 歯の表面のエナメル質が酸によって薄くなり、刺激が伝わりやすくなっている可能性があります。

・前歯の先が透明っぽく見える
→ 歯の表面が酸で溶けて少しずつ薄くなっているサインかもしれません。

・歯の角が丸くなってきて平坦になった気がする
→ 酸によって表面が溶けることにより、凸凹がなくなり形が変化していることがあります。

・歯の表面が以前よりツルツルしている
→ 透け感が増したり、白く濁ったり、一見滑らかに見えても、酸によって表面構造が変化している場合があります。

・歯が黄ばんできた気がする
→ 表面の白いエナメル質が薄くなり、内側の黄色い象牙質が透けて見えている可能性があります。酸蝕歯が進行した歯に見られます。

・知覚過敏症がある
→ 酸蝕歯の初期症状としてよく見られます。

・昔より歯が短くなった気がする
→仕事のストレスで無意識に「歯ぎしり」や「食いしばり」をしていませんか?酸で柔らかくなった歯にその圧力が加わると、歯がゴリゴリ削れて短くなってしまいます!

0個:健全!今の習慣をキープしましょう。
1~2個なら黄色信号:「隠れ酸蝕症」の可能性あり。飲み方を見直して!
3個以上なら赤信号かも:要注意!すでに歯が溶け始めているかも!?歯科医院で検診を受けましょう。

1つでも当てはまる場合は、酸蝕歯が始まっている可能性があります。


◆「飲むな」ではなく“飲み方”を変える

熱中症は命を奪います。スポーツドリンクや経口補水液は、夏の熱中症対策として必要です。大切なのは「飲まないこと」ではなく、「歯へのダメージを減らす飲み方」を知ることです。何を飲むかよりも、飲み方への意識を少し変えるだけでも、酸蝕歯のリスクを大きく減らすことができます。

①だらだら飲まない

もっとも重要なのがこれです。歯にとって問題なのは量より回数。少しずつ何度も飲み続けると、歯が酸にさらされる時間が長くなり、回復する暇がなくなります。飲むときは時間を決めて、できるだけ短時間で飲み切ることを意識しましょう。

②飲んだ後は水を飲む

スポーツドリンクや経口補水液を飲んだ後に水を一口飲むだけでも、お口の中に残った酸や糖を薄めることができます。特に外出先や仕事中は、スポドリと一緒に水も持ち歩くのがおすすめです。

③口をゆすぐ

すぐに歯みがきができない場合は、水で軽く口をゆすぐだけでも効果があります。口の中に残った酸を洗い流し、歯が長時間酸に触れ続けるのを防ぎます。

④食後すぐ磨いちゃダメ!は誤解

酸蝕症のリスクが高い人が、直後に歯磨きを行うと酸蝕症が悪化するリスクがあります。
ただし、健全な歯の人が時間を空けて歯磨きをするメリットはありません。歯科医院で酸蝕症の診断を受け、歯科医師の指導を受けた人は、30分ほど時間を空けてから歯磨きを行いましょう。

⑤ストローを活用する

意外と効果的なのがストローです。飲み物が前歯に直接触れる時間を減らすことで、歯への酸の接触を少なくすることができます。特に酸性の強い飲み物を習慣的に飲む人には有効な方法です。最近は、保冷力抜群でスタイリッシュなストロー付きタンブラーが、ガジェット好きのビジネスパーソンの間で大人気です。冷たさもキープできて、スマートに歯も守れる一石二鳥のアイテムですよ!

夏は体を守ることが最優先です。しかし、その習慣が将来の歯の健康を削らないように、「飲み方」を少し工夫するだけで大きな差が生まれます。

配信元: 日刊SPA!

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