朝6時、浅草寺の「時の鐘」に耳を澄ませて
翌朝は5時過ぎに起床。朝6時になると、浅草寺の境内にある「時の鐘」が鳴り始めました。
この鐘があるのは、本堂の南東に位置する弁天山。元禄5年(1692年)に、五代将軍・徳川綱吉の命によって改鋳されたと伝わる歴史ある鐘です。
江戸時代には、町の人々に時刻を知らせた鐘の一つだったそう。現在も毎朝6時になると、浅草寺の役僧によって撞かれています。
最上階のOMOベースから、浅草の街に響く鐘の音を聴く……。
いつもならまだ眠っている時間ですが、この日ばかりは早起きしてよかった!と思える、清々しい朝の始まりでした。
鐘の余韻を感じながら、私も“明けの浅草さんぽ”へ出発です。
浅草神社で、一年の後半の無事を願う「夏詣」

最初に向かったのは、浅草寺のすぐ隣にある浅草神社。
この日は「夏詣」にお参りしました。
夏詣とは、6月30日の「夏越の大祓」で半年間の罪や穢れを祓い清め、過ぎた半年の無事に感謝するとともに、これからの半年の平穏を願って、7月1日以降に神社やお寺を参拝するもの。
実はこの夏詣は、2014年に浅草神社から提唱され、現在では全国の神社仏閣へと広がっているそうです。
新しい年の始まりに初詣をするように、年の折り返し地点でもう一度、自分の心と暮らしを整える。
そう考えると、夏詣は大人の私たちにとっても、いい節目になりそうです。
早朝の境内は静かで、人影もまばら。にぎやかなお祭りの日とはまた違う、穏やかな浅草神社にお参りすることができました。

