カボチャの名前の由来と花言葉

カボチャという名前は、ポルトガル語の「Cambodia abbora(カンボジャ・アボボラ)」が由来で、「カンボジアのウリ」という意味。ポルトガル人がカンボジアの産物として持ち込んだ際に呼ばれた「カンボジャ」がなまって「カボチャ」と呼ばれるようになったようです。
漢字では「南瓜」と書き、これは「南蛮から持ち込まれた瓜」を意味しています。別名に「南京(なんきん)」がありますが、これは中国の寄港地「南京」に由来。また、「唐茄子(とうなす)」の別名は、「中国から来たナス」としてこう呼ばれるようになりました。
英名では「Pumpkin(パンプキン)」や「Squash(スクワシュ)」。日本ではカボチャといえばパンプキンですが、一般的に食用に利用される皮が緑色のカボチャを含むカボチャの総称は「Squash」、ハロウィンによく見られる皮がオレンジ色のカボチャなど、一部のペポカボチャのみ「Pumpkin」と呼ばれます。
カボチャの花言葉は「広大」。ずっしりと重いカボチャの存在感が由来とされています。諸説ありますが、7月31日、12月21日、12月31日の誕生花です。
カボチャの種類
カボチャ属には11系統があり、そのうち5系統が栽培されています。日本では西洋カボチャ、日本カボチャ、ペポカボチャの3系統が栽培されているので、今回はそれらの特性や主な品種などについてご紹介します。
西洋カボチャ

日本で最もポピュラーに栽培されているカボチャです。アンデス山脈高地の冷涼な地域で栽培されてきたため、暑さに弱いとされてきましたが、近年は品種改良が進んで暑さに強い品種が出回るようになりました。甘みがあり、ほくほくとした実で、「えびすカボチャ」、「栗カボチャ」とも呼ばれています。果皮は一般的な濃いグリーンのほか、白皮カボチャもあります。主な品種は‘グラッセ’、‘えびす’、‘ロロン’、‘夢味’など。
日本カボチャ

主に近畿地方以西で作られ、「日向カボチャ」や「鹿ヶ谷カボチャ」、「縮緬カボチャ」などさまざまな地方品種がありますが、最近はあまり作られなくなっています。メキシコ~中央アメリカの熱帯地域で栽培化された系統で、暑さに強いのが特徴です。西洋カボチャよりは小ぶりで、ねっつりとした食感が楽しめます。主な品種は、‘はやと’、‘早生小菊’など。
ペポカボチャ

ズッキーニや、茹でると素麺状になるそうめん南瓜、オモチャカボチャ、ハロウィンで飾られるジャック・オ・ランタン用の大きなカボチャなどがペポカボチャに属しています。北アメリカ南部の乾燥した気候のもとで栽培化されました。ズッキーニでは‘ダイナー’、‘オーラム’などが主な品種です。
