◆「ママ、パウ・パトロールのみんなとお仕事するよ」

大島:「いいんですか!?」と思いました。子どもがリアルタイムですごく好きで、親子で見ていましたし、おもちゃ屋さんに行ってパウ・パトロールのグッズがあると、ずっと遊んでいるんです。そんな作品へのお話ですから「ありがとうございます!」って。本当に光栄でした。
——そもそもの「パウ・パトロール」との出会いはどんなものだったのでしょうか。
大島:子どもがオープニングの曲にすごくハマったんです。チェイスとかスカイとか、ひとりずつの名前を最後まで言いたいために何回も何回も見て。それで好きになっていきました。

大島:上の子はすごく喜んでました。ただ「声で出る」というのが何のことかよくわからないので、「ママはパウ・パトロールのみんなとお仕事するよ」と伝えて、試写に連れていったんです。そしたらすっごく楽しんで。みなさん静かに観ているなかで、声を出しながら楽しんでいました。終わったあとに「ママわかった?」と聞いたら「わかった」と言ってました。
——それは嬉しいですね。
大島:すごく嬉しいです。
◆「一人じゃ何もできない」パウ・パトロールが伝える“助け合う心”
——以前から大島さんは周囲への「感謝」をよく口にされている印象です。ママになって、その思いがより強くなったりしていますか?大島:はい。すごく。本当に、一人じゃ子育てなんて絶対できないと感じます。家族も、チームとしての感じがありますし、母だったり、近所付き合いも含めて周囲の方たちが見てくれている目というものもあるし。ママ友のちょっとした一言でも、すごく心が救われたり、「あ、こうしたらいいんだ」という糸口になったりするので、本当にいろんな人に助けられているし、常に「ありがとうございます」と思っています。
それから、人に甘えられるようにもなりました。今まではあまり甘えられなかったし、甘え方もよく分かっていませんでしたが、甘えたり、肩の力を抜けるようになりました。
——今作にも、子どもたちに響くメッセージが多く入っています。大島さんが特に素敵だと思われたメッセージと、ご自身も子育てをされる中で大切にしていることを教えてください。
大島:パウ・パトロールの一番魅力的なところは、仲間思いで助け合う心だと思います。一人じゃ何もできない。助け合っているから成り立つ、できることというものを、この先も学んでほしいなと自分の子どもにもすごく思います。私自身も実際に周りに助けられてきた人間です。仲間がいるからこそできたことがたくさんある。それが全国の子どもたちの心に焼き付いてくれたらいいなと思います。
<取材・文・写真/望月ふみ>
【望月ふみ】
ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画周辺のインタビュー取材を軸に、テレビドラマや芝居など、エンタメ系の記事を雑誌やWEBに執筆している。親類縁者で唯一の映画好きとして育った突然変異。X(旧Twitter):@mochi_fumi

