◆50分以内に設定したのは理にかなっている

“ピークエンドの法則”という理論によれば、人はある体験を“一番印象的な瞬間”と“終わり方”で記憶する傾向があるそうです。つまり、長々と話すよりも、「もう少し話したかった」と感じさせて終える方が、次につながる可能性が高くなるのです。
時間の確認の仕方も、時計を見るなどすると「つまらないのかな?」「早く切り上げたいのかな?」と相手に思わせてしまうと感じ、携帯をテーブルから隠れる膝の上におき、ふとした時に落とした目線で確認できるようにしていました。
そんな細やかな気遣いが散りばめられた行動も素晴らしかったのですが、お見合いの挨拶の後には必ず「なんでも聞いてください」と一言伝えていたのです。
◆“本音の会話”が成立した理由

「子どもは何人ほしいですか?」
「夜勤もある仕事だけど、大丈夫ですか?」
この“本音の会話”が成立したのは、彼が最初に「何でも聞いてくださいね」と伝えていたからです。この一言が、相手にとっての“安心ゾーン”をつくり、素直な気持ちをぶつけられる空気を作っていたのです。
これは心理学で“心理的安全性”と呼ばれ、人間関係において非常に重要な土台となるものです。婚活でも、この安心感が関係性を一気に深めるきっかけになるのです。

