MLB「フィールド・オブ・ドリームス」が4年ぶり復活…18歳だった筆者が“見知らぬ男性の車”で夢の球場へ向かったワケ

MLB「フィールド・オブ・ドリームス」が4年ぶり復活…18歳だった筆者が“見知らぬ男性の車”で夢の球場へ向かったワケ

◆人違いから始まった“夢の球場”での忘れられない一日

 女性は試合後、近くのレストランで夕食をご馳走してくれ、宿すら予約していなかった私を町のモーテルまで送ってくれた。

 歩くかヒッチハイクでもしようと思っていたのに、ふたを開けてみれば、人違いをきっかけに“夢の球場”から交流試合、夕食、モーテルまでつながったのである。

 その日はほとんど歩いていない。タクシー代どころか、町での移動費は一切かからなかった。

 何とも都合のいい人違いだったのだ。

 あれから31年。今では、あの場所を舞台にしたメジャーリーグの公式戦を、世界中の人がNetflixを通して見る時代になった。

 あの日、日本から来た高校球児に間違えられなければ、私が覚えているフィールド・オブ・ドリームスの一日は、まったく違うものになっていたのかもしれない。

文/八木遊(やぎ・ゆう)

【八木遊】
1976年、和歌山県で生まれる。地元の高校を卒業後、野茂英雄と同じ1995年に渡米。ヤンキース全盛期をアメリカで過ごした。米国で大学を卒業後、某スポーツデータ会社に就職。プロ野球、MLB、NFLの業務などに携わる。現在は、MLBを中心とした野球記事、および競馬情報サイトにて競馬記事を執筆中。
配信元: 日刊SPA!

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