5.砂壁・土壁からクロスへの張り替えリフォームはDIYできる?
砂壁や土壁からクロスへの張り替えは、DIYでも可能です。
ただし、下地処理が仕上がりを大きく左右するため、DIY初心者や壁の下地処理に慣れていない方には、あまりおすすめできません。
とくに築年数が経過した住宅や、カビ、ひび割れ、広範囲の砂落ちが見られるときには、プロに依頼したほうが安心です。
5-1.DIYで完結できるのは下地の心配がないケースだけ
DIYで対応できるのは、3章で紹介した下処理のうち「軽」のケースのみです。
砂の落ち方が軽微で、大きなひび割れやカビなどがみられないなら、シーラーで表面を固め、パテで凹凸をならしてからクロスを貼ることも可能です。
一方、「中」や「重」のように新たに下地を作ったり、既存壁を剥がしたりする大がかりな下地処理には、施工技術が求められます。
既存壁の状態が明らかに悪いときには、プロに相談しましょう。
5-2.塗り壁へのクロス貼りが、DIYで失敗しやすい理由
砂壁のDIYが失敗しやすい理由は、下地処理の難しさにあります。
たとえば、シーラーの塗布やパテ処理が不十分だと、せっかく上からクロスを貼っても、表面の凸凹が浮き出たり、すぐに浮きや剥がれが出たりすることがあります。
DIYに失敗すると材料費が二重にかかるだけでなく、リフォーム会社への補修依頼が必要になり、かえって費用が高くなるケースも少なくありません。
5-3.砂壁・土壁→クロス貼りのDIYの手順
砂壁や土壁からクロスへの張り替えは、次のような手順で進めます。
砂壁・土壁→クロス貼りのDIY手順
壁の汚れや浮いた砂を取り除く
シーラーで表面を固める
パテで凹凸をならし、表面を整える
必要に応じて下地材を施工する
接着剤(糊)を塗り、クロスを貼る
空気を抜きながら仕上げる
工程だけを見るとシンプルに見えますが、それぞれの作業が仕上がりや耐久性に大きく影響します。
少しでも不安があるなら、無理にDIYをせず、プロへの相談をおすすめします。
6.和室の壁を変更する場合は、部屋全体のリフォームも検討を
和室の劣化が気になるときには、まず壁のリフォームを考えるかもしれません。
しかし、築年数が経っている和室では、壁だけを新しくすると、畳や襖、柱などの古さがかえって目立ってしまうことも。
そのため、砂壁をクロスへ張り替えるタイミングで、部屋全体のリフォームもあわせて行うのがおすすめです。
畳をフローリングに、押入れをクローゼットへとリフォームすれば、見た目がきれいになるだけでなく、より使い勝手がよくなります。
工事範囲が上がる分費用も工期も高くなってしまいますが、部分的なリフォームを繰り返すよりも、トータルコストは抑えやすくなります。
和室のリフォームについて詳しくまとめた記事があるので、こちらも参考にしてみてください。
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