住宅ローンとは比べものにならない…資産・収入・家族構成まで。「アパートローン審査」で借入人の財務状況がまるごとチェックされるワケ【不動産鑑定士が解説】

住宅ローンとは比べものにならない…資産・収入・家族構成まで。「アパートローン審査」で借入人の財務状況がまるごとチェックされるワケ【不動産鑑定士が解説】

アパートローンは「資産・収入・借入」の総合力で決まる

アパートローンについての説明を行いました。このように、アパートローンは事業性融資であり審査に時間がかかる点が住宅ローンとの大きな違いです。また、金利についても住宅ローンに比べて高くなることが一般的です。

ただし、金融機関は政策金利が上昇している近時においては預金集めにも力を入れていることから、預金の預け替えをすることでアパートローン金利の交渉を行うことも可能でしょう。各金融機関は預金による採算や、ローンによる採算、投資信託や保険による採算など総合的な取引で判断していることが多く、「預金をする代わりに、ローン金利を下げて欲しい」という交渉が成立する可能性があります。

住宅ローンとアパートローンの金利差を悪用する手段もあります。居住用と偽って住宅ローンを調達するも、当該不動産を賃貸に出し収益を得るという手法です。この場合も金融機関を欺くことになるため、絶対に行ってはいけません。

小俣 年穂
ティー・コンサル株式会社 代表取締役
不動産鑑定士
ファイナンシャル・プランニング技能士 1級
宅地建物取引士

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