白露の二十四節気発酵レシピ│塩麴とココナッツミルクの「発酵かぼちゃプリン」「黒酢レンコンステーキ」「イワシの梅トマト煮」

白露の二十四節気発酵レシピ│塩麴とココナッツミルクの「発酵かぼちゃプリン」「黒酢レンコンステーキ」「イワシの梅トマト煮」

2020年9月7日(月)~9月21日(月)は、二十四節気の「白露(はくろ)」にあたります。二十四節気とは、古代中国から伝わった、1年間を約15日間に分けて24等分した暦です。

前回の「処暑(しょしょ)」は、二十四節気の14番目の節気で、夏の暑さもようやく治まり、空が澄み、天の川もきれいに見えてくる頃でしたね。今回ご紹介する「白露」は、処暑の次の節気で、二十四節気の15番目にあたります。白露とは、どのような時期で、どんな食べものが旬を迎えるのでしょうか? また、白露にピッタリの発酵レシピとして、塩麴とココナッツミルクの「発酵かぼちゃプリン」と、醤油麹とみりんの味わい深い「イワシの梅トマト煮」、黒酢が利いた「レンコンステーキ」をご紹介します。

白露(はくろ)とは

白露(はくろ)とは

昼夜の気温差が大きくなってくると、朝と夕に露が出てきます。これを「白露」と言います。この露が出てくる頃になると、ようやく残暑も終わりを迎え、夏の日差しをたっぷり浴びた農作物が大きく成長し、いよいよ収穫の季節になります。ぶどうやカボチャ、栗など、秋らしい食材たちが出てくる白露の時期は、日中の日差しも和らぎ、夏から秋への変わり目の季節。日中の暑さは残るものの、朝夕には涼しい風が吹くようになってきます。

白露の七十二候(二十四節気をさらに3等分したもの)

草露白(くさのつゆしろし)

草に降りた露が白く光って見える頃。

鶺鴒鳴(せきれいなく)

セキレイの鳴き声が聞こえてくる頃。

玄鳥去(つばめさる)

春先に日本にやってきたツバメが、暖かい地域へと帰っていくころ。

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