春の味覚をおいしく保存!「干したけのこ」の作り方と活用レシピ

春の味覚をおいしく保存!「干したけのこ」の作り方と活用レシピ

春の訪れを感じる食材といえば、たけのこ。このおいしさを年中楽しみたい方は、「干したけのこ」作りに挑戦してみませんか。フードアドバイザー・調味料ソムリエプロの神谷よしえさんに季節の手仕事を教わる連載10回目は、干したけのこの作り方と干したけのこで作るきんぴらのレシピをご紹介します。

干したけのこの楽しみ方

 

主に九州地方で、保存食として古くから食べられてきたという干したけのこ。九州以外ではあまりなじみがないかもしれませんが、炒め物や煮物、炊き込みごはんなどさまざまな料理に使うことができるそうです。

「干したけのこはどんな料理にも合いますが、煮しめにすると絶品です。干ししいたけや豚肉など、だしが出るものと合わせて使うとよいですよ」

なかでも特におすすめだというきんぴらのレシピをご紹介します。

材料

・干したけのこ……50g
a. 酒……大さじ1杯
a. みりん……大さじ1杯
a. しょうゆ……大さじ1杯
a. 砂糖……小さじ1杯
・赤唐辛子(輪切り)……適宜
・ごま油……適宜
・サラダ油……適宜

「干したけのこは、たっぷりの水につけて半日〜1日かけて戻します。戻したたけのこは、しっかりと絞って使いましょう」

作り方

 

1. フライパンにサラダ油を引き、水に戻してよく絞った干したけのこと赤唐辛子を加えて炒める

2. (a)を回し入れて炒める

3. 調味料がなじんだら、ごま油を回し入れる

「朝、干したけのこを水につけて戻しておけば、夕食時には調味料と合わせて炒めるだけで完成します。時短で簡単に作れるので、食卓にもうひと品足したいときに役立つレシピです」

干したけのこで春の味覚を長く味わおう

春を告げる旬の代表ともいえるたけのこですが、下処理や活用方法がわからず、調理を避けていた方も多いのではないでしょうか。そんな方にこそチャレンジしてもらいたい、干したけのこ。今回ご紹介したレシピで、簡単に干したけのこを作ることができますよ。

ひと味違った食感と風味の干したけのこは、いつもの料理と掛け合わせれば料理の幅を広げてくれること間違いなし。干したけのこで春の味覚を長く満喫してみませんか。

取材・文/鎌上織愛

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macaroni[マカロニ]
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macaroniは、「食からはじまる、笑顔のある暮らし。」をテーマにコンテンツを考え、食から暮らしを豊かにするライフスタイルメディアです。節約、時短、作り置きなど今すぐ活用したくなるアイデア満載のレシピ動画をお届けします。
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