ヘルパンギーナの治療法
現在、ヘルパンギーナのウイルスに作用する薬はありません。そのため、治療は症状を和らげる対症療法となります。脱水症状を起こすことがあるため、気をつけて様子を見ましょう。
もしも髄膜炎や心筋炎を合併している場合には、医療機関の受診が必要です。看病している際には経過を注意深く観察し、不安な症状がある場合は医師に相談しましょう。
脱水症状に注意、刺激のない飲み物や氷で水分補給を
ヘルパンギーナに感染すると口の中が痛くて、食べることや飲むことが難しくなります。高熱を伴うことも多く、脱水症状が心配です。
口内の痛みのために水分が摂れない場合には、オレンジジュースなどの酸っぱくて刺激があるものは避けます。牛乳なら比較的刺激が少なく飲みやすいかもしれません。小さい子どもの場合は、細かくした氷をなめさせて水分を摂らせる方法もあります。
配信: ママリ