アルハラとは?5つの定義や刑事罰のリスク・具体的対策について解説

アルハラとは?5つの定義や刑事罰のリスク・具体的対策について解説

3、アルハラを受けやすい人

ここからは、アルハラを受けやすい人の特徴を見ていきましょう。

(1)気が弱い、空気を異常に読んでしまう

気が弱い人や場の空気を異常に読んでしまう人は、自分の気持ちよりも、周りの人の気持ちやその場の空気を優先してしまいがちです。「今自分がお酒を飲まないと、場の空気が悪くなるな」と感じれば、自分はお酒を飲みたくないときでも、お酒を無理やり飲んでしまいます。

(2)お酒をすすめられると断れない

お酒をすすめられたときに断れない人も、アルハラを受けやすいです。「あいつはお酒を強要しても断らないから」などと言うレッテルを一度貼られてしまうと、その後もずっとお酒を飲まされるキャラになってしまいがちです。

(3)上司の言うことには従うべきだと考えている

仕事以外の飲み会の場であっても、上司の言うことには絶対に従うべきだと考えている人は、アルハラの対象になりやすいです。上司としても、自分の言うことを聞いてくれる人は、気分が良くなったり、ストレス発散の対象となったりします。

(4)いじられ役

いじられ役の位置付けになっている人も、アルハラの対象となりやすいので注意しましょう。場の雰囲気を盛り上げるために、いじられ役の人は使われやすいです。

4、アルハラ度チェックリスト

ここからは、あなたのアルハラ度をチェックしていきましょう。以下のチェックリストを元に、いくつ該当するか確認してみてください。

なお、以下の項目については

「そんなに問題がある内容ではない」
「大げさな」

と感じる人ほど要注意です。

感じ方は人によって違うので、自分の感覚だけでなく客観的な視点も身に付けるようにしましょう。

アルコールに弱い人は、単なる経験不足で、誰でもお酒を飲めるようになる
先輩からお酒をすすめられたら、飲まなければいけない
お酒を飲むことで、コミュニケーションがとれて、一体感が生まれる
飲み会の場は、ハメをはずしたり、無茶をしたりするからこそ楽しい
ソフトドリンクを飲む人は非常識
お酒の場では、いつもは許されない暴力や暴言も許されやすい
女性は男性にお酌をするのが飲み会の場だ
盛り上がるためなら、未成年者にもお酒を飲ませていいだろう
一気飲みをさせるコールを3つ以上知っている
アルコールを飲めない体質の人はいない
男性は酒を飲めてこそ一人前
吐く人のための袋・バケツ・つぶれ部屋を用意している

引用:イッキ飲み防止連絡協議会「アルハラ度チェック」より

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