もはやお茶特区!? 名所を眺めつつお茶行脚へ。静岡駅周辺お茶の旅。

静岡の県都・静岡市には、お茶の発信基地がますます増加中。観光客だけでなく地元民に向けた店も増え、スタイルも充実。静岡駅から遠くても徒歩30分圏内。名所を眺めつつお茶行脚へ! 9月28日(水)発売Hanako1213号「新しいニッポンのお茶。」特集よりお届けします。

日本一の茶どころ・静岡で最高のお茶“だけ”を飲み歩く。


全国の茶園面積の約割を占め、日本一の生産量を誇る茶どころ・静岡。中でも駿府城跡が鎮座する家康公のお膝元、静岡市街には、ここ数年の間にユニークなティーショップが続々と登場している。新感覚のブレンドティーから本格派のティーカクテルまで、表現スタイルは実にバラエティ豊か!

共通するのは、どの店もしっかりマニアックで、かつ分かりやすく、オシャレなこと。茶園や焙煎度合い別のドリンクやジェラートが、これほど気軽にハシゴできる街があるだろうか!? これぞお茶特区のポテンシャル。静岡駅に降り立って街を巡れば、おいしく進化する日本茶の“今”が見えてくる!

1.〈aardvark tea Astand〉ボタニカルティーという静岡茶の新たな楽しみ方。


左から、代表の辻せりかさんと広報の鈴木杏佳さん。7月14日オープン。


薄く削った県産ヒノキやドライの柑橘類、茶葉シロップなど、ドリンクの素材の多くは手作り。


右から、ヒノキが香る煎茶ソーダ650円、生姜とローズマリーを合わせたほうじ茶ラテ650円〜。

茶畑のティーテラス「茶の間」プロジェクトを運営する〈AOBEAT〉が手掛けた初のティースタンド。メニューは牧之原台地や富士市など信頼する茶農園の茶葉にハーブ類をブレンドした“ボタニカルティー”。素材すべてが良質ゆえ、ヘルシーでクリーンなおいしさ。秋からマイボトルの給茶サービス290円(会員制)も。これぞ静岡茶の新スタイル!

〈aardvark tea Astand〉/アードバークティー エースタンド
住所:静岡県静岡市葵区宮ヶ崎町76│地図
TEL:054-293-5892
営業時間:9:00〜19:00
定休日:火曜ほか不定休

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