自分に合った育児日記を選ぼう。選び方とおすすめダイアリー12選

第69回 どれがいいの?子育てグッズ
育児日記を利用すると、赤ちゃんの成長や自身の気持ちの変化などを記録して見返せます。妊娠中から使い始めれば、出産までにやるべきことを整理できて便利です。育児日記の選び方や、おすすめの商品をチェックしましょう。

自分に合った育児日記の選び方

育児日記には様々なバリエーションがあり、どれが自分に向いているのか判断できない人もいるのではないでしょうか。育児日記を選ぶときのポイントを見ていきましょう。

記録できる期間から選ぶ

育児日記は記録をつけたい期間によって選び方が異なります。6カ月・1年・3年・5年・20年などの幅広い期間があり、なかには妊娠期間から使えるものもあります。

赤ちゃんの生活のリズムが整うまでのミルクや排せつの記録だけが目的なら、1年分で十分です。思い出として後から読み返したい人は、長期間の育児日記に挑戦してもよいでしょう。

長期間の記録をつけられるものは、途中で育児日記を頻繁に買い替えたくない人にもおすすめです。育児日記が何冊にもおよぶと、収納場所が必要となるほか、保管中に何冊かをなくしてしまう恐れもあります。

一方で、最初からボリュームのある育児日記を使うと「毎日書き込まなければ」とプレッシャーを感じてしまう人もいるかもしれません。育児日記を続けられるのか不安な場合は、6カ月や1年分の記録ができるものを選んで、様子を見ましょう。

記録タイプ・日記タイプなのかで選ぶ

育児日記はボリュームだけでなく、中身もチェックしましょう。時間軸に沿って内容を時系列に記入できるタイプは、赤ちゃんの生活記録をつけたいときにピッタリです。

縦軸で1日の出来事を記録できる「バーチカルタイプ」を使えば、何時にミルクを飲んで、何時におむつを替えたかといった記録を確認しやすくなります。見開きで1週間になったものだと、1日ごとの比較が簡単です。

毎日の詳細な記録ではなく、その日の感想を数行にまとめられるタイプもあります。ある程度成長して、細かい記録が必要なくなったら、こちらの方が使い勝手がよいでしょう。

その日にあった出来事や検診の予定などをしっかりと書き込みたい場合は、書き込めるスペースが広いタイプを選びます。1日分を1ページに書き込めるものなら、スペースが足りなくなる心配がありません。

また、イラストを描いたり、写真を貼り付けたりしたい人は「フリースペース」が多いものを選びましょう。赤ちゃんの成長の場面を残さず記録したいときに便利です。

自分が使いやすいサイズを選ぶ

育児日記には様々なサイズがあるので、自分が使いやすいと感じるものを選びましょう。どこで記録をつけるかによって、使いやすいサイズが変わります。

自宅でしか記入しないなら大きめタイプでも構いませんが、持ち歩きたいときは「B5やA5サイズ」の小さめタイプが便利です。

重さや厚みも考慮すると、より使いやすいものを選べます。大きすぎると、かさばって荷物になってしまいますが、あまり小さすぎても書き込みづらいので注意しましょう。

ほかにもある確認しておきたいポイント

記入できる期間やサイズ以外にも、付属機能やデザインなどチェックしたいポイントがあります。どんな点に注意して選べばよいのか見ていきましょう。

ペンホルダーなどの付属機能があると便利

育児日記を書く際に、毎回ペンを探すのは面倒です。ペンホルダーを備えているものは、ペンと一緒にまとめられるので、思い立ったらすぐに記入できます。持ち歩きたいときにも、別途筆記具を用意する必要がありません。

ケースが付属しているものは、持ち運んでいるときにページが折れたり、汚れたりするのを防げます。ほかの荷物と一緒にバッグのなかに入れたいときは、しっかりと閉じられるものを選びましょう。

また、ポケットつきだと「母子手帳」や「お薬手帳」なども、まとめて収納できます。育児に役立つ記事の切り抜きや、思い出の写真などをしまっておくときなどにも便利です。

長く続けるためにも好みのデザインにする

育児日記を購入する際は、毎日ページをめくるのが楽しみになるような、好みのデザインを選んだ方が挫折しづらくなります。

様々なデザインがあるので迷ってしまいますが、「好きなキャラクターや色づかいのもの」がおすすめです。

長期間、育児日記を使い続ける予定なら、飽きにくいシンプルなものを選ぶ方法もあります。シンプルなタイプは、自分好みのデコレーションにしたい人にもピッタリです。

時系列タイプのおすすめ育児日記

時系列タイプは、1日の予定を時間ごとに書き込めるので、0~5カ月ごろまでの赤ちゃんの世話を記録したい人にピッタリです。時系列タイプのなかから、おすすめの育児日記を見ていきましょう。

マークス「育児(ベビー)ダイアリー マークス ポニー 日付フリー<A5>」

赤ちゃんの誕生から1年間までを記録できる育児日記です。縦軸で時系列に書き込みできるバーチカルタイプで「1カ月ごとの成長記録メモ」つきなので、成長の様子を簡単にまとめられるところも魅力です。

ポリ塩化ビニール製のカバーが付属し、ペンホルダーも備えています。A5サイズで持ち運びにも便利です。

お祝いリストページや、かかりつけの病院リストページなど、あると便利なページも備えています。ところどころに使われた、優しい雰囲気のイラストにも注目です。

・商品名:マークス「育児(ベビー)ダイアリー マークス ポニー 日付フリー<A5>」

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ピーアイシー「べビーズダイアリーレフィル」

赤ちゃんの成長を6カ月分、記録できる育児日記です。「1日1ページで、24時間の時系列ごと」に細かく記録できます。フリースペースもあり、自由に予定を書き込むことも可能です。

生まれたときの写真や、思い出の写真などを貼るスペースも設けられています。赤ちゃんが初めてできたことを記録するページもあるので、いつ何ができるようになったのかを一覧形式で振り返れるのもポイントです。

・商品名:ピーアイシー「べビーズダイアリーレフィル」

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クローズピン「育児日記 たけいみき」

ミルクや睡眠の記録などを把握しやすい、ウィークリータイプの育児日記です。妊娠中から利用でき、赤ちゃんが1歳になるまでの記録をつけられます。

定期健診や健康に関する情報を記載しておくと便利です。「出産準備チェックリスト」や「予防接種リスト」など、これからママになる人にとって便利なページも設けられています。

ペンホルダーやファスナーポケットつきで、エコー写真や母子手帳などを収納できるところもポイントです。淡い色づかいがかわいらしく、優しい気持ちになれるでしょう。

・商品名:クローズピン「育児日記 たけいみき」

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日記タイプのおすすめ育児日記

日記タイプは赤ちゃんの成長記録や、その日にあった出来事などを書き込みたいときにおすすめです。日記タイプのなかから、おすすめの育児日記を見ていきましょう。

学研ステイフル「きなこプロデュース 3年育児日記」

子育て世代の人に知られる人気インスタグラマー「きなこ」がプロデュースした、3年間の育児日記です。日付を自由に書き込めるので、思い立ったときから始められます。

自然や動物などのモチーフで彩られ、すべてのページがフルカラーです。ケースつきのハードカバーを採用しており、成長した子どもへのプレゼントとしても利用したい人にピッタリです。

子どもが初めて話した単語や、お気に入りのもの・苦手なものなどを記録するスペースがあり、子どもの成長を楽しく記録できるところも魅力です。

・商品名:学研ステイフル「きなこプロデュース 3年育児日記」

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ディアカーズ「5年日記 星の王子さま」

星の王子さまの挿絵がたっぷりと使われた、かわいい育児日記です。5年分の育児記録がつけられます。1つの日付を年ごとに記載でき、1ページに5年分の日記が書ける作りです。

簡単に過去と現在の様子を見比べられ、子どもの成長をひしひしと感じられます。ページをめくる度に「1年前はこんなことがあったんだ」と、思い出に浸れるでしょう。

表紙に名前や年号を入れて注文できるので、思い出として長く残したい人にもおすすめです。名入れなしの設定も可能です。

・商品名:ディアカーズ「5年日記 星の王子さま」

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ミドリ「日記 3年連用 すくすく」

誕生から3歳までの記録がつけられる育児日記です。赤ちゃんの生活リズムが安定するまでの時系列で記録をつけられます。0歳・1歳・2歳の記録が1ページにまとめられるので、前年比が分かりやすいでしょう。

生まれたときの手形・足形を記録できるページや、お宮参りの写真も貼れるので、初めてのクリスマスやお正月などのイベントも、写真つきで記録できます。

写真を貼ったり、イラストを描いたりできるフリーページも設けられています。「しおりひも」がついており、続きをスムーズに書き込めるところもポイントです。

小ぶりなB6サイズで、持ち運ぶ際にかさばりません。ハードケースつきなので長くきれいな状態で保存でき、成長した子どもへのプレゼントにもおすすめです。

・商品名:ミドリ「日記 3年連用 すくすく」

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持ち運びに便利なおすすめ育児日記

職場や出先で育児日記をつけたい場合は、携帯性にこだわって選びましょう。持ち運びに便利な育児日記のなかから、おすすめの商品を紹介します。

サンスター文具「育児ダイアリー ミッキー&ミニー」

B5サイズで書き込みやすく、持ち運びにも適した育児日記です。「約6mm」と薄手の手帳なので、荷物が重くなる心配もありません。

生後5カ月までは、授乳時間や排せつなど細かく記録できるように、見開きページで2週間分を時系列に記録できます。

生後6カ月以降は、1カ月分を見開きで記録できる作りです。この1カ月タイプのページは7カ月分あるので、生後6カ月から1歳になるまでが書き込めます。

初めてのイベントの写真を貼れるスペースが設けられ、後から振り返ったときに思い出になる工夫が満載です。各月1枚ずつ写真を貼れるようになっており、月ごとの成長も見比べられます。

・商品名:サンスター文具「育児ダイアリー ミッキー&ミニー」

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銀鳥産業「育児日記」

赤ちゃんが1歳になるまでの記録ができる、A5サイズの育児日記です。ダブルリング式のノートに、ビニールカバーがついています。持ち運んでいる途中で角が折れたり、汚れたりしにくく便利です。

リング式のノートは開いた状態にしておけるので、出先でも手でページを押さえなくても記入できます。名刺サイズ大のカードケースやペンホルダーも備えていて、外出先で思い立ったときに書き込みたい人にピッタリです。

1週間分を見開きで時系列に書き込めるタイプです。24時間の時間軸でスケジュールが記入でき、赤ちゃんの生活をしっかりと把握できます。

・商品名:銀鳥産業「育児日記」

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無印良品「上質紙1日1ページノート」

上質紙を使用した、シンプルなダイアリーです。サイズは約10.5×14.8cm、厚み約1.9cmと、持ち運びに適した大きさです。フラット製本で仕立てられているので、開いたときに書きやすいところもポイントです。

右上に日付を書き込む欄があり、ページにはノートのように罫線が引かれています。自分で縦に線を引いて、バーチカルタイプにしたり、イラストや写真を使い自由に記録をつけたりしてもよいでしょう。

最初から項目が用意された育児日記とは違い、思いつくままに使える自由度の高いタイプです。全368ページあり、1年間の記録がつけられます。

・商品名:無印良品「上質紙1日1ページノート」

・公式サイト:商品はこちら

充実の内容でおすすめな育児日記

育児日記のなかには、記録をつけるのが楽しくなるように工夫されているものや、成長した子どもに贈ることを目的としたものも、たくさん販売されています。充実した内容で、どんどん書き込みたくなる育児日記を見ていきましょう。

ミドリ「HFダイアリー」

1年間の成長が記録できるリングノート式の育児日記です。記録しておいた方がよいことが項目ごとにまとめられているので、育児日記をつけるのが初めてでも戸惑いません。

見開きのウィークリーダイアリーや、1カ月ごとのブロックメモのページを使って、毎日の記録をつけましょう。写真で成長を記録したり、初めてできたことを記録したりできるスペースもあります。

「成長グラフ」や1年を振り返るページもあり、充実した内容です。大切なメモをしまっておけるファスナーケースや、ペンホルダーも付属しています。

・商品名:ミドリ「HFダイアリー」

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ディレクターズ「BABY Diary~ハタチのキミへ~」

20年分の思い出や記録をつづり、成長した子どもに贈ることを目的とした育児日記です。子どもの年齢ごとに書き込める記録ページと、1つのキーワードに対して自由に書ける「思い出ページ」の2つで構成されています。

写真やイラストなどを盛り込んで、オリジナリティーのあるページを作成しましょう。両親だけでなく、祖父母や親戚などにメッセージを書いてもらっても記念になります。

幼少期のかわいい盛りの記録だけでなく、思春期や反抗期のことなども記録でき、20歳までの人生を凝縮した、読み応えのある内容に作り込めるところも魅力です。

最後は20歳になった子どもへのメッセージで締めくくりましょう。子どもが大人になって見返したとき、きっとよい思い出になるでしょう。

・商品名:ディレクターズ「BABY Diary~ハタチのキミへ~」

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ナカバヤシ「尾木ママの安心育児ダイアリー」

アルバムや文房具などを幅広く展開している「ナカバヤシ」と、教育評論家として知られる尾木ママが共同開発した育児日記です。

子育てに関するコラム・Q&A・一言メッセージなどが充実していて、育児に悩んだときの手助けになります。

6カ月間の記録をつけられるタイプなので、長期間にわたって育児日記を書く自信がない人でも気軽に始められるでしょう。

・商品名:ナカバヤシ「尾木ママの安心育児ダイアリー」

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まとめ

育児日記は、多くの種類やデザインがあるので、どれを選ぶか迷ってしまいがちです。期間の長さや記録タイプを基本に選ぶと失敗しにくいでしょう。

生活リズムが整っていない時期に、赤ちゃんの世話などの記録をつけたいときは、バーチカルタイプが便利です。約3~5年と長期間にわたって日記をつけるなら、1ページに数年間をまとめられるものがおすすめです。

前年の記録を見返すと子どもの成長を実感でき、育児への励みになるでしょう。持ち運んで使いたいときは、サイズにもこだわり、利便性を基準に選びます。自分好みのデザインのものを選ぶと、ページを開くのが楽しみになり、長く続けられそうです。

子どもへの贈り物にできるタイプもあるので、目的に合わせて自分にピッタリの育児日記を選びましょう。

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「読者のため」を徹底追求。データと編集力を組み合わせたコンテンツを作成します。
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