自分に合った育児日記の選び方

育児日記には様々なバリエーションがあり、どれが自分に向いているのか判断できない人もいるのではないでしょうか。育児日記を選ぶときのポイントを見ていきましょう。
記録できる期間から選ぶ
育児日記は記録をつけたい期間によって選び方が異なります。6カ月・1年・3年・5年・20年などの幅広い期間があり、なかには妊娠期間から使えるものもあります。
赤ちゃんの生活のリズムが整うまでのミルクや排せつの記録だけが目的なら、1年分で十分です。思い出として後から読み返したい人は、長期間の育児日記に挑戦してもよいでしょう。
長期間の記録をつけられるものは、途中で育児日記を頻繁に買い替えたくない人にもおすすめです。育児日記が何冊にもおよぶと、収納場所が必要となるほか、保管中に何冊かをなくしてしまう恐れもあります。
一方で、最初からボリュームのある育児日記を使うと「毎日書き込まなければ」とプレッシャーを感じてしまう人もいるかもしれません。育児日記を続けられるのか不安な場合は、6カ月や1年分の記録ができるものを選んで、様子を見ましょう。
記録タイプ・日記タイプなのかで選ぶ
育児日記はボリュームだけでなく、中身もチェックしましょう。時間軸に沿って内容を時系列に記入できるタイプは、赤ちゃんの生活記録をつけたいときにピッタリです。
縦軸で1日の出来事を記録できる「バーチカルタイプ」を使えば、何時にミルクを飲んで、何時におむつを替えたかといった記録を確認しやすくなります。見開きで1週間になったものだと、1日ごとの比較が簡単です。
毎日の詳細な記録ではなく、その日の感想を数行にまとめられるタイプもあります。ある程度成長して、細かい記録が必要なくなったら、こちらの方が使い勝手がよいでしょう。
その日にあった出来事や検診の予定などをしっかりと書き込みたい場合は、書き込めるスペースが広いタイプを選びます。1日分を1ページに書き込めるものなら、スペースが足りなくなる心配がありません。
また、イラストを描いたり、写真を貼り付けたりしたい人は「フリースペース」が多いものを選びましょう。赤ちゃんの成長の場面を残さず記録したいときに便利です。
自分が使いやすいサイズを選ぶ
育児日記には様々なサイズがあるので、自分が使いやすいと感じるものを選びましょう。どこで記録をつけるかによって、使いやすいサイズが変わります。
自宅でしか記入しないなら大きめタイプでも構いませんが、持ち歩きたいときは「B5やA5サイズ」の小さめタイプが便利です。
重さや厚みも考慮すると、より使いやすいものを選べます。大きすぎると、かさばって荷物になってしまいますが、あまり小さすぎても書き込みづらいので注意しましょう。
ほかにもある確認しておきたいポイント

記入できる期間やサイズ以外にも、付属機能やデザインなどチェックしたいポイントがあります。どんな点に注意して選べばよいのか見ていきましょう。
ペンホルダーなどの付属機能があると便利
育児日記を書く際に、毎回ペンを探すのは面倒です。ペンホルダーを備えているものは、ペンと一緒にまとめられるので、思い立ったらすぐに記入できます。持ち歩きたいときにも、別途筆記具を用意する必要がありません。
ケースが付属しているものは、持ち運んでいるときにページが折れたり、汚れたりするのを防げます。ほかの荷物と一緒にバッグのなかに入れたいときは、しっかりと閉じられるものを選びましょう。
また、ポケットつきだと「母子手帳」や「お薬手帳」なども、まとめて収納できます。育児に役立つ記事の切り抜きや、思い出の写真などをしまっておくときなどにも便利です。
長く続けるためにも好みのデザインにする
育児日記を購入する際は、毎日ページをめくるのが楽しみになるような、好みのデザインを選んだ方が挫折しづらくなります。
様々なデザインがあるので迷ってしまいますが、「好きなキャラクターや色づかいのもの」がおすすめです。
長期間、育児日記を使い続ける予定なら、飽きにくいシンプルなものを選ぶ方法もあります。シンプルなタイプは、自分好みのデコレーションにしたい人にもピッタリです。