帝国ホテル 東京「インペリアルバイキング サール」が8/1リニューアルオープン!シェフが語る見どころは?

帝国ホテル 東京「インペリアルバイキング サール」が8/1リニューアルオープン!シェフが語る見どころは?

帝国ホテル 東京の「インペリアルバイキング サール」は、日本で初めて「バイキング」というスタイルを生み出したレストラン。開店65周年を機にリニューアルを図り、2023年8月1日(火)17時30分に、ついにオープンします。編集部ではひと足早く、第14代東京料理長・杉本雄シェフを中心に、リニューアルのため尽力しているシェフたちのお話をうかがいました。新たに登場するメニューの試食レポートも。

見どころ1:インペリアルバイキング サールの始まりは「バイキング」の始まり

オープン当時の新館料理長・村上信夫氏(左)と本館料理長・一柳一雄氏(右)

好きなものを好きなだけ味わうバイキングは、1958年に帝国ホテルで誕生したスタイル。当時の帝国ホテル新館料理長だった村上信夫氏に、総支配人から北欧の伝統料理「スモーガスボード」習得の命が下されたのが始まりです。

スモーガスボードとは、肉・魚・野菜などの各種料理を食卓に並べ、自由に取り分けて食べる北欧の伝統料理のこと。この料理を学んで帰国した村上元総料理長によって、1958年8月1日に日本初のブフェレストラン「インペリアルバイキング」がオープンしました。

バイキングという名称は、当時上映されていた映画『バイキング』で海賊たちが豪快に食べるシーンがイメージにぴったりだということで、社内公募により名付けられたそう。

そして開店から65周年を迎えた現在、インペリアルバイキング サールは、8月1日の「バイキングの日」にリニューアルを遂げます。

見どころ2:フレンチに加えて、中国料理と日本料理が仲間入り

畑繁良シェフ

インペリアルバイキング サールは、北欧の伝統料理を提供していた時代を経て、現在はフレンチを基本とする上質な西洋料理のブフェレストランとしてお馴染みでした。今回のリニューアル後からは、中国料理と日本料理が新たに仲間入りしてパワーアップ!

ブフェ台に上がる中国料理は、帝国ホテル 大阪の「ジャスミンガーデン」で長年シェフを務めた畑繁良シェフがすべて監修し、北京ダックや光麺、点心などを提供。

そして日本料理は帝国ホテル 東京のさまざまなノウハウを活かし構築。四季折々の椀物や揚げ物などが楽しめます。

つまり新しいインペリアルバイキング サールは、帝国ホテル和・洋・中の美食を一度に楽しめる、夢のような空間になったと言えます。

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