<冬に向けて>非常用持ち出し袋の中身も、衣替えしましょう!

<冬に向けて>非常用持ち出し袋の中身も、衣替えしましょう!

お肌と喉の乾燥対策に

秋から冬にかけては、空気の乾燥している季節。避難所も、例外ではありません。乾燥は、健康状態にも影響を与えますし、乾燥による肌の痒みなどはストレスにもつながります。
化粧水や乳液、保湿クリーム(ハンドクリーム)など、肌を保湿するためのものを備えておきましょう。化粧水や乳液は、女性だけのものではありません。肌が乾燥するのは、女性も男性も同じです。男性も、備えておきましょう。また、小さなお子さんも、大人と同様に肌は乾燥します。お子さんの非常用持ち出し袋には、ベビーローションなどを備えておき、平時から保湿する習慣をつけておくと良いかもしれません。

喉の乾燥をやわらげるために、水分補給をすることはもちろん大切です。のど飴なども、あわせて備えておきましょう。羊羹やチョコレートなどの、カロリーも高く水分が多めで喉を通りやすい甘い物も、あわせて備えておきたいところです。
口の中を潤しつつ、気分転換などにも役立ちますし、カロリーの高い甘いものは、寒い中で体温を保つためにも必要です。

風邪や新型コロナウイルス、インフルエンザのほかに、ノロウイルスの感染防止にも備えて

季節を問わず、新型コロナウイルスの感染防止対策が必要だというのは、多くの人がもう当然のこととして考えていらっしゃるのではないかと思います。また、インフルエンザや風邪にも注意していらっしゃる方も多いでしょう。加えて、冬の季節には、ノロウイルスによる感染性胃腸炎にも注意が必要です。

ノロウイルスによる感染性胃腸炎(食中毒)の発生は、年々減少している傾向にはありますが、多くの人が集まれば、短期間で感染が広まる可能性もあります。食中毒は1年中発生しますが、ノロウイルスによる胃腸炎は、12月から3月の、冬の季節に特に流行する傾向は続いています。

ノロウイルスは、腹痛や下痢、嘔吐などを引き起こすウイルスです。ワクチンもなく、治療も対処療法しかありません。ウイルスが含まれる排泄物などから、人の手などを介して二次感染するほか、飛沫感染などもあると考えられています。

こうした、様々な感染症から身を守るために、避難所には衛生用品を持参することがとても大切です。
・マスク
・体温計
・ウエットティッシュ
・アルコール消毒液
・ハンドソープ
こうした衛生用品は必ず非常用持ち出し袋に備えておいて、避難した際には、避難所でもこまめに手指消毒するなど、感染症からも自分の身は自分で守れるようにしましょう。

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