30代の夫が20代の金銭感覚のままで浪費しまくり!20代と30代では「平均貯金額」はいくら違う?

効果的に貯金するには、毎月の収支を把握して、家計やお金の使い方を見直すことがポイントです。
また、世代や生活環境によって、適正な貯金額は異なります。
 
そこで今回は、20代と30代の平均貯蓄額や、効率よく貯金する方法をご紹介します。
「どのように貯金したらよいか分からない」と悩まれている人は、ぜひ参考にしてください。

20代と30代の平均貯蓄額の違い

まずは、20代と30代の、貯金額と金融資産保有額の平均などを見てみましょう。

単身世帯と二人以上の世帯の平均値をまとめました。

 

表1

 

 

※金融資産保有していない世帯を含む場合の数値

※金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和4年)」「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和4年)」を基に筆者作成

 

世代別に見ると、20代よりも30代のほうが「金融資産保有額」も「預貯金」も多い結果となりました。

さらに同じ世代でも、結婚している世帯のほうが、全体的に数値は高いことが見て取れます。

 

20代の単身者にいたっては、預貯金額が100万円以下と、収入を貯金に回している割合が少ないことが予想されます。

20代のうちは、働き始めたばかりで収入が少ないことに加え、貯金に対する意識も薄く、その分、支出が多くなるのかもしれません。

 

30代の既婚者になると、金融保有資産を保有している割合や金融資産保有額が、大幅に増えていることが分かります。

将来の生活(子どもにかかるお金や住宅購入など)を考えて、意識的に貯金や資産計画を進めているのかもしれません。

 

効果的に貯金するためにすべき五つのこと

効果的に貯金するには、計画性を持つことが大切です。

節約や貯金を意識しているだけでは、お金は思うようにためられません。

 

効果的に貯金するには、以下の五つのことを実践しましょう。

 

1. 現在の家計(収支)を把握する

2. 支出を減らす(おもに固定費)

3. 今後のライフイベントにかかるお金を把握する

4. 毎月決まった額を貯金する

5. 資産運用でお金を殖やす

 

まずは、現在の家計を見直して、無駄な出費がないかを確認しましょう。

保険料やインターネット回線などは、定期的に見直すことで、固定費を減らせるかもしれません。

 

さらに、今後必要なお金から逆算して、無理のない範囲での毎月の貯金額や、目標を決めます。

お金を使ってしまう人は、貯金用の口座を用意することもよいでしょう。

また、貯金額の一部を投資に回して、資産運用することも、選択肢の一つです。

 

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