家族全員スマホ持ちなので「固定電話」の解約を考えています。年間でいくらの節約になりますか?

スマートフォンの普及にともない、「固定電話はあるけれどあまり使っていない」といった家庭もあるでしょう。固定電話は、使用していなくても、毎月基本使用料がかかります。そのため、固定電話の使用頻度が少ない場合は、解約することで、毎月の固定費を減らせるでしょう。
 
そこで今回は、固定電話を解約すると、いくらの節約になるのかを解説します。

固定電話にかかる費用

固定電話は一般的に、「一時払い金」「基本料金」「通話料」の3つの費用がかかります。「一時払い金」は、申し込み時に必要な費用で、契約料や工事費などが含まれます。

 

このなかで、毎月かかる費用は「基本料金」と「通話料」です。「基本料金」は、通話量にかかわらず毎月一定額を支払う必要があり、会社やプランによって異なります。住宅用と事務用に分けられ、住宅用のほうが安い傾向にあります。住宅用の基本料金の費用相場は、1700〜2200円です。

 

「通話料」は、電話をかける相手や時間帯によって異なります。NTTの場合、3分間の通話では、市内であれば通常9.35円、市外は44円~です。ソフトバンクの場合では、固定電話あてならば、3分一律8.789円と、会社によっても差があります。

 

固定電話を解約することでいくら節約できるのか

実際に固定電話を契約している場合で、解約することでいくら節約ができるのかを見てみましょう。

 

NTTの固定電話の基本料金で、一番安いプランは「加入電話ダイヤル回線用:1595円」です。このプランで契約していた場合、電話を使用しなくても、1年間で1万9140円かかります。

 

固定電話を解約することで、年間で約2万円の節約が見込めます。プランによっては、上記以上の節約が期待できるかもしれません。

 

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