ご自身の年代に合わせて自動車保険の見直しをしていますか？
 
ライフスタイルやニーズに合わせて、補償内容や保険会社を選ぶと、自動車保険の料金がお得になるかもしれません。
 
今回は、40代・50代の方におすすめの自動車保険のプランや選び方のポイントについてご紹介します。

40代・50代の自動車保険の料金はどれくらい？

自動車保険の料金に関わる等級は20まであり、最大等級までは最短で14年かかります。40代・50代のドライバーは、10年以上の運転経験があり、20に近い等級を持っている方も多いはずです。そのため、20代のドライバーと相場価格で比較すると、下記表のように保険料が抑えられやすい傾向にあります。

 

	6等級（年額）	20等級（年額）
20代	9万1390円	3万7480円
40代	4万7840円	2万7670円

※筆者作成

 

等級は無事故期間を継続すると、1年ごとに上がっていくので、日頃から安全運転を心がけましょう。

 

自動車保険の料金を下げるためには？

自動車保険の料金はポイントを押さえると、今より安くなる可能性があります。

 

ここでは、自動車保険の料金を下げるポイントを3つ紹介します。40・50代ならではのメリットや注意点も合わせて紹介しているので、一度チェックしてみましょう。

 

事故率の低さを活用する

40代・50代の事故の発生件数は、他の年代と比べて低い特徴があります。そのため、「保険が適用されるような事故を起こさないだろう」と保険会社から信頼されやすくなり、保険料は安くなります。

 

出典：警視庁 令和4年中の交通事故の発生状況

 

補償内容を確認する

40代・50代に突入すると、子どもが免許を取得して運転しだすことも増えるため、補償対象を変更する必要性が出てきます。しかし、運転者の範囲を「限定なし」にすると保険料が高くなるので、誰が定期的に運転するのか考慮する必要があります。

 

補償を選ぶ際には、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。

 

相手への補償	高額な支払いが発生しない内容にする
自分と同乗者への補償	契約者と同乗者の両方が補償対象となるか確認する
車両への補償	補償範囲をどこまで設定するのか決める

補償内容は保険の種類によって異なるので、複数の保険会社を比較してから決めるとよいでしょう。

 

割引制度を利用する

各保険会社には、以下のような自動車保険割引制度があります。

●エコカー割引

●ゴールド免許割引

●インターネット割引

●セカンドカー割引

それぞれ条件を満たしていれば、割引が適用されます。ゴールド免許割引に関しては、保険会社によって割引率が異なるため、事前に確認しておきましょう。

 

また、子どもが自家用車をもった際に、等級を譲ると自動車保険の割引率が高くなります。さまざま割引制度を有効活用して、自動車保険の料金を安くしましょう。

 

配信： ファイナンシャルフィールド