【ベランダで太陽光発電!】エアコンだと何時間分使用できる?電気代は月にいくら節約できる?

電気代の値上がりを受け、太陽光発電に興味を持つ方もいらっしゃるでしょう。しかし、導入するには初期費用がかかるうえに、設置工事も必要です。
 
手間を感じる場合におすすめなのが「ポータブルソーラーパネル」です。「ポータブル電源」と併用することで、発電した電気をためておけるため、電気代節約が期待できます。
 
今回は、「ポータブルソーラーパネル」と「ポータブル電源」を使うことで、どれほどの電気代が節約できるのかをご紹介します。

「ポータブル電源」を使用するといくらお得なのか

ポータブル電源で使用できる電力は、製品の充電池容量により、大きく異なります。

 

例として、フル充電で「1152ワットアワー」の電力が使用できるポータブル電源で、エアコンが何時間使用できるのかを確かめてみましょう。今回は、消費電力量490ワットのエアコンを稼働した場合で計算します。

 

ここで注意しなければならないことは、ポータブル電源は、使用していない場合でも自然放電されてしまうため、フル充電であっても、1152ワットアワー分がすべて使用できるわけではありません。ここでは、30%ほどが自然放電すると仮定すると、約806ワットアワー分が使用できるといえます。

 

490ワットのエアコンを稼働させる場合、使用可能時間はおよそ1.6時間です。

 

家で490ワットのエアコンを1時間稼働させた場合の電気代は約14.7円(電気代単価30円/キロワットアワーで計算)となるため、23.5円分の電気がまかなえます。毎日1.6時間分ポータブル電源で使用すると、月に約706円節約できることが分かります。

 

「ポータブルソーラーパネル」でフル充電するのは何時間かかるのか

「ポータブルソーラーパネル」によって自家発電した電力を使用することで、ポータブル電源でまかなう分の電気代は0円になります。実際に、ポータブルソーラーパネルで、どれほどの電力を充電できるのかを見てみましょう。

 

製品により、発電可能な電力量は異なりますが、ポータブルの場合は、およそ100~180ワットの出力が可能なものが多いとされています。180ワット出力できる製品であれば、先ほどのポータブル電源(1152ワットアワー使用可能なもの)をフル充電するためにかかる時間は、約13時間です。

 

天候によって多少の差はありますが、晴れている日であれば、半日ほどで充電できます。

 

昼間に充電して、夜寝る前の1時間ポータブル電源でエアコンを稼働させれば、その分の電気代を節約できるでしょう。

 

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