インドのインスタントラーメンといえば「Maggi（マギー）」というメーカーの「2-Minute noodles」が有名ですが（ご存じ？）、インドの屋台にサッポロ一番塩らーめんを持ち込むと、オリジナル？なインドらしい調理をしてくれるようです。インド屋台で実際に調理しているYouTube動画で確認しました。 すごいな、インド屋台！なんで塩らーめんがこうなっちゃうの？というなかなかに強烈インパクトなYouTubeでしたので、屋台のおじさんの作り方を真似てさっそく作ってみました！
【海外屋台グルメ】インスタント袋麺の最新「インドな食べ方」試してみた！汁気飛ばして焼きそば風って⁉
このレシピを紹介してくれたのは、インド在住の屋台系YouTuber坪和さん。「今日ヤバイ奴に会った」という名前でおなじみですが、インドで働きながら定期的にインドの食文化、特に屋台で調理している動画を上げています。登録者数は73.7万人！どの動画もリアルでびっくりするものばかりで、わたしもファンになりました。
インドのサッポロ一番塩らーめんの材料と作り方
【材料】※2人分
・サッポロ一番塩らーめん…1袋
・サラダ油…大さじ2
・トマト…1/2個
・玉ねぎ（中）…1/2個
・青唐辛子…1～2本
・チリパウダー…小さじ2
・塩…小さじ1/2
・卵…2個
・黒こしょう…適量
トマトはダイスカットにしておきます。
玉ねぎは大きめのみじん切りにしておきます。
青唐辛子は輪切りにしておきます。
サッポロ一番塩らーめんは、封を開けずに麺を袋のまま粉々に砕いておきます。
【作り方】 ※調理時間：12分
1．フライパンに油を引き、トマトを入れて強火にかけます。
2．トマトに火が入ってきたら、中火にして玉ねぎと青唐辛子を加えます。
※わたしは玉ねぎが好きなので多く入れてますが、トマトと同じくらいの量がおススメです。
3．チリパウダーと塩を加え、トマトをつぶしながら全体をよく炒めます。
4．玉ねぎがしんなりしてきたら、麺を茹でられるぐらいの水を加えます。
5．サッポロ一番塩らーめんの封を開け、袋から付属の調味料とゴマを取り出し、麺だけを加えます。
6．かき混ぜながら煮込み、煮立ったら取り出しておいた調味料とゴマを入れます。
7．卵を2つ割り入れます。
※もし途中で水が足りなくなったら、適量の水を足してください。
8．卵を溶きながら、8分間煮込みます。
9．黒こしょうを入れます。
10．かき混ぜながら炒め、汁がなくなって雑炊のようになったら、盛り付けて出来上がりです。
動画では「ほんのりカレー味」と言ってましたが、材料にはもちろんカレーっぽいものは入ってませんので、これは鍋を洗わずに次の注文が入ったら水で前の残りを洗い流すというインド屋台独特（？）のやり方によるのだと思います。きっと、鍋にはカレーの味が染み込んでいるのでしょうね。ちなみに、動画投稿者はこの前の味が残っていることを「思い出」と呼んでいます（笑）。
動画でも紹介されていましたが、インドの袋麵は日本の袋麵の1/5程度で買えるのだそうです。そのため、サッポロ一番塩らーめんの値段に驚いているようでした。サッポロ一番塩らーめんのおいしさは何といっても粉末調味料で、この粉末調味料以外の調味料は今回塩しか使っていないので、もちろん出来上がった味も、しっかりとサッポロ一番塩らーめんの味でした。塩らーめんのせいなのか、野菜はとっても合います。
前回作って記事を配信した「インスタント袋麺のインドな食べ方」は仕上がりがスパイシー焼きそばでしたが、今回は麺を細かく砕いてしまっているので、鍋のシメにご飯を入れて作った雑炊に似ています。元の麺自体に差はあまりないので、作り方の差のように思います。トマトや玉ねぎを加えた分、動画では小さじ1～2くらい塩を足しているように見えますが、ちょっと多いように思えましたので、小さじ1で用意したものの、実際は小さじ1/2にしておきました。それでも煮詰めていますので、サッポロ一番塩らーめんの味がしっかりしていて、かつ青唐辛子とチリパウダーの辛さが湯気と共に上がってきて、なんとも不思議な感じでした。
少し冷めた方が味がしっかりとしてきて、普段の塩らーめんより少し濃いくらいに思えます。このまま火を入れ続けたら、もう少し水気が飛んでパリパリな食感になるのでは？と思いましたが、今回は雑炊状態で止めておきました。次回はもう少し水分を飛ばしてみようと思います。とても簡単ですので、ぜひ作ってみてください！
配信： あたらしい日日
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