2024年夏のボーナスは「所得税ゼロ円」かも!? 政府の「1人4万円」の定額減税とは? 行われる理由やタイミングについても解説

2023年11月2日、政府は新たな経済対策として「国民1人当たり4万円の定額減税」を決めました。単年で行われるのか、それとも複数年なのか、所得制限はあるのか……など、まだ検討中の部分も多いですが、近いうちに1人4万円分の経済的な負担軽減があるのはうれしいですね。
 
本記事では定額減税が行われるタイミングについて解説します。一体いつ4万円の減税があるのでしょうか。

4万円の定額減税とは

定額減税とは、1人当たり所得税3万円、住民税1万円を納税額から差し引く減税方法です。源泉所得税と住民税の天引き額が少なくなるため手取りが多くなり、間接的に4万円が手元に残る仕組みです。

 

さらに納税者だけではなく、扶養家族についても1人当たり4万円の減税となっていることから、父、母、子ども2人の4人家族で父が3人を扶養している場合には、父は自身の分も合わせて16万円の減税を受けることができます。

 

いつの給与で行われるの?

定額減税は2024年6月の給与またはボーナスから始まる予定となっています。源泉所得税と住民税から差し引き切れなかった分については翌月に繰り越される仕組みとなっており、月々の天引きが少ない人は長い期間にわたって減税されるのです。6月といえばボーナスの時期でもあるので、ボーナス金額によっては所得税0円で受け取れる人もいるでしょう。

 

関連記事: