まとめ
周囲の人から「固定残業制の会社はやめておけ」と言われた場合、基本給が低いため月給の割に年収が低くなったり、正しく制度が運用されておらず法的に不利益を被ったりする可能性があると警告してくれている場合があります。その他にも、労働時間が長時間になりがちであるなどの理由から心配されている、ということも想定されます。
固定残業制の会社が全て悪というわけではないですが、固定残業制が労働者にとって不利益に働くことがあるのも、また事実です。
固定残業制の会社に転職しようとしているのであれば、収入や労働時間、そして労働環境について、自身が納得できるものであるのか、慎重に考えて決めるべきでしょう。
出典
独立行政法人労働政策研究・研修機構「労働時間の研究―個人調査結果の分析」
執筆者:柘植輝
行政書士
配信: ファイナンシャルフィールド
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