子どものクリスマスプレゼントに「本」って安すぎますか? 周りはスマホやゲーム機などを買ってもらっているようで、比べてしまわないか心配です…

読書好きの子どもに贈るクリスマスプレゼントは本と決めたものの、「クリスマスプレゼントとしては安すぎるのでは」と気にかかる人もいるのではないでしょうか。子どもは納得していたとしても、周りの友だちがもらったクリスマスプレゼントの金額と自分がもらったものの金額を比べてしまうのではないかと心配する親も少なくありません。
 
そこで、今回は子どものクリスマスプレゼントの相場や商品、親が重視することを紹介します。

クリスマスプレゼントの予算

株式会社バンダイが3~12歳の子どものいる男女600人に対して行った「クリスマスプレゼントに関する調査」によると、2023年のクリスマスプレゼントの予算平均は7718円でした。また、全体の約95%は2万円未満と回答しています。2万円以上と答えた人は4.8%でした。

 

最も多かった回答は「5000~6000円(43.8%)」、次いで「1万円以上2万円未満(30.8%)」となっています。2万円未満と答えた人の平均金額は6621円でした。1万円未満の人が全体の3分の2、1万円以上の人が全体の3分の1となっています。また、「2022年と比べて予算に変化はない」と回答した人は76.2%でした。

 

クリスマスプレゼントに親が贈りたいもの・子どもが欲しいもの

株式会社絵本ナビが0~12歳までの子どもがいる344人を対象に行ったアンケート調査によると、1人目の子どもに贈りたいクリスマスプレゼントとして最も多かったのは「絵本・本・図鑑」で50%を超えています。

 

2位は、「ブロック・積み木・パズル」などの知育玩具で40%超、3位は「ぬいぐるみ・人形・フィギュア」、4位は「車や電車の玩具」、5位は「ゲームソフト」で、3位以下はいずれも15%前後と、ほぼ横並びです。(複数回答)

 

しかし、先の株式会社バンダイの調査では、少し違った結果が出ています。親が贈るクリスマスプレゼントで最も多かったものは「ゲームソフト」、2位が「ゲーム機」、3位が「キャラクターのなりきり・変身玩具」でした。この結果は、子どもが欲しいクリスマスプレゼントTOP5の結果と連動しています。

 

・子どもが欲しいクリスマスプレゼントTOP5

株式会社バンダイの調査によると、子どもが欲しいクリスマスプレゼントの1~3位までは親が贈るクリスマスプレゼントの1~3位と同じもの、4位がスマートフォンやタブレット・パソコンなど本物の電子機器、5位がぬいぐるみでした。年齢別に見ると、3~5歳の1位はキャラクターのなりきり・変身玩具です。6~8歳、9~12歳はどちらもゲームソフトが1位になりました。

 

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