知ってて損なし!限られた水と燃料で作る「パスタ調理法4選」

知ってて損なし!限られた水と燃料で作る「パスタ調理法4選」

ライフラインが止まるような災害時には、備蓄している食品があっても、通常通りに調理できなくなる可能性があります。備蓄食品としてストックすることも多いパスタですが、そのままでは食べられません。何かあったときも、水や燃料を節約して調理できるように備えておく必要があります。

こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。

災害時などにライフラインがストップしてしまうような状況になったときには、食べるものは臨機応変に工夫して、あるものでおいしく仕上げられる知識や経験が役立ちます。簡単に作れる食品の備蓄と合わせて、貴重になる水と燃料の消費を抑える方法を、平常時に試しておくことが大きな備えとなります。

保存期間の長い乾燥パスタは日常的に使う食品なので、回転させて備蓄するローリングストック向き。非常時にはいつもの作り方ができなくなることもありますが、水や燃料を節約して調理する方法を知っておけば、いざというときに役立ちます。

非常時にパスタを作るために必要なことは?

通常のパスタは、ゆでるときにはたっぷりのお湯を使用します。大量の水を沸騰させるためには、燃料もたくさん消費してしまいますよね。ゆでた後に炒めたり、ソースを作ってからめたりすれば、もっと燃料が必要です。

使用する水の量を最小限にし、効率よく火を通すことで水と燃料を節約するのが今回ご紹介する節約術。

パスタの味つけはバリエーション豊か。レトルトや粉末のパスタソースは、スーパーでも種類豊富で価格も手ごろ。パスタに火が通れば、あとはからめるだけでOKなソースも日ごろからストックしておくと安心です。

ほかにも日ごろ使っている調味料や、粉末のスープの素やドレッシングなども味つけに使えます。


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1. 水から加熱して余熱調理

短時間加熱し、そのまま余熱でパスタをゆでてしまう方法は、燃料も水も少なく抑えられます。カセットコンロと蓋つきの鍋やフライパンがあればできるので、ライフラインが止まってしまった状況下でも失敗なく作ることができます。

材料(1人分)

・パスタ……100g

・水……250ml

・オリーブ油……少々

※オリーブ油を加えることで、パスタがくっつくのを防ぎます。気にならない場合は入れなくても大丈夫です。

作り方

① 半分に折ったパスタ、水、オリーブ油をフライパンに入れ、蓋をして加熱する。

② 沸騰したらパスタを混ぜる。

③ 再度蓋をして30秒加熱し火を止め、そのままパスタの標準ゆで時間放置する。

※具材を入れたい場合は、一緒に火を通すとムダがありません。加えるタイミングは具材によって調整してください。

※一度に作る量によってパスタの火の通り具合が多少変わるので、その場合は様子を見て時間を調整してみてください。

余熱で火を通したパスタは、通常のパスタとの違いはあまり感じない仕上がりに。水を沸騰させてから30秒加熱しただけですが、意外にしっかりゆでることができます。

ゆで汁はそのまま使用することもできますし、必要なければゆで汁をきってソースをからめてください。

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