知ってて損なし!限られた水と燃料で作る「パスタ調理法4選」

知ってて損なし!限られた水と燃料で作る「パスタ調理法4選」

カルボナーラ

仕上げに加熱するタイプのパスタは、水漬け調理向き。ベーコンを炒めて、最後に卵液でまとめるカルボナーラはぴったりです。

材料(1人分)

・スパゲッティ……100g

・水……200ml

・ベーコン……80g

・卵……1個

・粉チーズ……大さじ3

・牛乳……50ml

・オリーブ油……小さじ1

・バター……5g

・ブラックペッパー……適量

作り方

① パスタを半分に折り、3~4時間水につける。

② フライパンにオリーブ油を引き、ベーコンをこんがり焼いてバターを加える。

③ ①を加えて色が変わるまで炒める。

④ 弱火にして牛乳を加え、沸騰しない程度に温めてから火を止める。

⑤ 卵と粉チーズをよく混ぜてから加え、手早く混ぜる。

⑥ ブラックペッパーをふる。

※パスタが吸水後に残っている水も一緒に加えます。

※牛乳が分離しないように加えたら温める程度で火を止めます。卵も固まってしまうとボソボソするので、必ず火を止めてから加えて、素早く混ぜるようにしましょう。

水漬けパスタは普通にゆでたものよりもやわらかく仕上がります。しっかり吸水するので、もちもちっとした生パスタのような食感に。噛む力が弱い子どもや年配の方にはオススメですが、アルデンテのような食感にはできないので好みが分かれそう。つける時間があるのですぐに完成しませんが、調理時間自体は短くてあっという間。

3. ポリ袋湯煎調理(パッククッキング)

災害時レシピとして大注目のパッククッキングは、熱に強いポリ袋を使って湯煎加熱する調理方法です。

パッククッキングの大きなメリットは、1人分ずつ小分けにしたものを複数個同時に湯煎できること。一緒にパスタソースや具材も温めることもできます。調理後にポリ袋ごと取り分けして食器に被せれば、食べた後はポリ袋を捨てれば片づけ完了!

鍋やフライパンを洗うことも、食器も洗うことも不要なので、手間も水もカットできます。湯煎するためにたくさん水を使いますが、この水は再利用可能なのでムダになりません。

気をつけることは、湯煎調理ができる耐熱性の高いポリ袋を使うこと。アイラップは、パッククッキングで使われるポリ袋の代表です。100均でも湯煎調理できるポリ袋は販売されているので、耐熱温度が120℃程度あるかどうかなどをチェックして使ってください。


関連記事少ない水で複数料理できる便利調理法!ポリ袋湯煎レシピ「パッククッキング」

関連記事メインからスイーツまで! 時短&節約のポイントがいっぱいな「ポリ袋レシピ」

関連記事レンチン調理で時短が叶う! アイラップで簡単ブロッコリーレシピ

材料(1人分)

・パスタ……100g

・水……200~250ml

・ポリ袋……1袋

・オリーブ油……少量

・湯煎用の水……適量

※オリーブ油はパスタがくっつくのを予防するために加えますが、入れなくても大丈夫です。

作り方

① パスタを半分に折り、ポリ袋に入れて水とオリーブ油を注いで1時間おく。

② 白っぽくなったら、空気をできるだけ抜いて、袋の上のほうを結ぶ。

③ 鍋に耐熱皿を敷いて、水を7~8分目程度入れて蓋をして加熱する。

④ 沸騰したら、鍋肌に袋が触れないように②を入れ、口が沈まないように立てる。

⑤ 湧いた温度が保てる程度の火加減で、標準ゆで時間+2分加熱する。

⑥ 加熱が終わったら袋の上からほぐす。

※水につける時間は短いので、まだ固さが残った状態です。

※湯煎するときには、ポリ袋の結び目を菜箸で挟むと口が沈まず、立てた状態にできます。

※パスタをほぐすときには熱いので火傷注意。

※吸水後には少し水が残っている状態になります。ゆで汁を加えるようなレシピのときはこのまま使い、不要の場合は水をきって使います。

水漬け調理方法に比べるとやわらかすぎず、通常のパスタよりもやわらかい仕上がりに。

このままパスタソースを入れれば、できあがり。炒めたりはできないので、ソースや調味料を和えるパスタ向きです。

関連記事: