知ってて損なし!限られた水と燃料で作る「パスタ調理法4選」

知ってて損なし!限られた水と燃料で作る「パスタ調理法4選」

4. ポリ袋レンチン調理

災害時にライフラインで早く復旧するのが電気で、一番時間がかかるのが水と言われています。電気が使えるようになれば、電子レンジで水節約のレンチン調理ができるようになります。ポリ袋を使ってレンチンすることで、効率よく吸水しながら加熱でき、水はほかの節約調理と同じくらいでOK!

材料(1人分)

・パスタ……100g

・水……250ml

・ポリ袋……1袋

作り方

① 半分に折ったパスタをポリ袋に入れ、水を注ぐ。

② 耐熱皿の上に置いて、口を数回折りたたむ。

③ 電子レンジ600Wで標準ゆで時間+3~4分程度加熱する。

④ 袋の上からもみほぐす。

レンチン調理だとこれでアルデンテに仕上がり、通常のゆで方と遜色ないおいしさに♪ パスタがくっつきやすいので、すぐにもみほぐしてください。

和風ガリバタトマトパスタ

電気が復旧するころには、食材の流通も少しずつ回復してきます。野菜なども手に入るようになってくれば、かなり食事面が改善しそうですよね。レンチンパスタは、具材も一緒に加熱でき、味つけもアレンジしやすいのが魅力です。

材料(1人分)

・パスタ……100g

・ベーコン……40g

・キャベツ……1枚

・しめじ……1/3株

・大葉……3枚

・にんにく……1片

・バター……10g

・ケチャップ……大さじ2

・めんつゆ(3倍濃縮)……大さじ1

・水……200ml

・塩こしょう……適量

※水と加える調味料などと合わせて、250mlくらいに合わせればOK。ゆで終わったときに水分があまり残らない状態になります。水分が多い食材を具として加えるときは、その分を微調整。

作り方

① パスタを半分に折ってポリ袋に入れ、薄切りにしたにんにく、ケチャップ、めんつゆ、水を注いでから袋をふって混ぜる。

② 耐熱皿の上にのせ、口を数回折りたたむ。

③ 600Wの電子レンジで標準ゆで時間と同じだけ加熱。

④ いったん出して、袋の上からパスタをもみほぐす。

⑤ 1cm幅に切ったベーコン、ざく切りのキャベツ、石づきを切り落としてほぐしたしめじを加える。

⑥ 口を再度折りたたんで3~4分追加加熱。

⑦ バター、塩こしょうを加えて、全体をムラなく混ぜる。

⑧ 千切りにした大葉をのせる。

※今回の具材は火が通り安いものだったので、標準のゆで時間で加熱してから具材を加えて再加熱しました。もっと時間がかかる具材の場合は、最初から一緒に入れて加熱したり、途中で加えるタイミングを調整してみてください。

※ゆで上がりはかなり高温なので、ふきんで包んでもみほぐすようにすると早いのでオススメ。

和風味なので、大葉やネギ、海苔なんかも合います。めんつゆの代わりにコンソメを使えば洋風トマトパスタに。

水道の復旧がまだのときには、湯煎調理と同じく、ポリ袋のまま食器に被せて食べれば洗いものもなし!


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まとめ

パスタは保存期間も長く、備蓄するのに向いていますが、災害時にはライフラインが止まって通常のように調理できない場合があります。

今回は水と燃料を節約する調理方法を4つ紹介しましたが、それぞれメリット・デメリットもあり、仕上がりの好みも出てくると思います。

いざというときに使えるように、ぜひ平常時に試してみてください。カセットコンロやガスボンベの備蓄も忘れずに!


この記事の執筆者よんぴよまま男の子3人、女の子1人の母。
自宅にてフラワーケーキ、キャラ弁教室を主宰。
料理、クラフト作り、ラッピングなどものつくりが大好きです。
生活に役立つ情報を発信したいと思います♪

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