ペットも「一緒に」旅行を楽しみたい!「預ける」場合と「一緒に機内搭乗」の場合、料金の違いはどのくらい?

ペットを連れて長距離を旅行する際に、短時間で移動できる飛行機を利用したいと考える方もいらっしゃるでしょう。飛行機会社の中には、ペット同伴のサービスを提供しているところもあります。
 
そこで今回は、ペットを連れて機内に搭乗できる最新のサービスや、ペットクレートに入れて預ける従来の方法について調べてみました。それぞれの料金や特徴についてもご紹介しますので、旅行の際に参考にしてみてください。

国内線全線に対応! ペットと一緒に搭乗できるサービスプランの値段は?

これまで日本の航空会社では、ペットを連れて機内に搭乗することは難しかったですが、スターフライヤーは2022年3月27日より、日本初の機内ペット同伴サービス「FLY WITH PET!」を開始しました。

 

このサービスは、北九州-羽田線の路線に限定されていましたが、2024年1月15日から国内線全路線にサービス拡大されることになり、さまざまな場所へペット同伴で旅行できる機会が広がりました。「FLY WITH PET!」の概要や料金については、以下の通りです。

・対象となるペット:長さ50センチメートル×横幅40センチメートル×高さ40センチメートル程度のケージに入る小型の犬および猫

・持ち込み可能なペットの数:1便あたり2匹まで、搭乗者1名につき1匹まで

・料金:5万円/匹

フライト中はペットをケージから出すことはできず、ケージは座席に固定させておく必要があります。また各種ワクチン接種を終えていること、おむつを着用することなど、いくつかのルールがある点にも注意が必要です。

 

それでも、フライト中はペットの隣に座って、随時様子を観察できることは大きなメリットであるといえるでしょう。

 

ペットクレートに入れて預ける方法もある

日本でペットを連れて機内に搭乗できるサービスを提供しているのは、今のところスターフライヤーのみです。

 

JALやANAを利用してペットを連れて旅行する場合は、従来通りペットクレートに入れて、貨物室に預けることになります。ペットを預ける際の料金の目安は以下の通りです。

・JAL:ペットクレート1個1区間あたり4400~6600円

・ANA:6500円(一部路線は4500円)

貨物室は客室とは環境が異なるため、ペットの健康状態や輸送環境に注意が必要です。暗闇が苦手だったりデリケートだったりするペットは、無理をせずに別の移動手段を検討するほうがいいでしょう。

 

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