【注意喚起】3年住んだ賃貸を引っ越し! 業者に「壁の汚れがひどいので10万円はかかります」と言われたけど、これって妥当? それとも「ぼったくり」なの!?

入居年数と部屋の広さごとの原状回復費用の相場は

悪徳業者からの高額請求にだまされないためには、入居年数や部屋の広さによる退去費用の相場感を調べておくことも大切です。退去時にかかる原状回復費用は、基本的に部屋が広ければ広いほど高額になります。

 

退去時の平均相場については大手不動産会社がアンケートなどを実施し公表しているため、複数のサイトを見ながら相場感を押さえることで、悪徳業者にいわれるがままの金額でサインしてしまうような事態を避けることができます。

 

ガイドラインと相場を事前に確認しておくことで退去時の費用を抑えよう

悪徳業者は、退去する住民が退去に関するガイドラインや相場など何も知らないという前提があるため、請求してもバレないという思惑で高額な費用を請求してきます。また、原状回復の負担については、賃貸入居時の契約書に特約などで別途記載されている場合があるため、契約書の内容も確認すべきです。

 

事前にガイドラインと相場を調べ、それをもとに請求された費用が不当であることを主張し、正当な金額への価格交渉をしましょう。原状回復を行う業者は、基本的に物件のオーナーが指定した業者が手配されますが、業者に問題のある場合、オーナーに業者の変更を交渉してみることも1つの手段です。

 

引っ越し費用を少しでも抑えるためにもガイドラインと相場、この2つだけは必ず自身で確認したうえで引っ越しに取り組みましょう。

 

出典

国土交通省住宅局 原状回復をめぐるトラブルとガイドライン(再改訂版)

 

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

ファイナンシャルプランナー

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