毎日スーツ着用必須の職場では、定期的にスーツをクリーニングに出す必要がありますよね。しかし、上下セットでクリーニングに出すと意外と費用がかさんでしまい、特に新社会人にとってはなかなかの負担です。
本記事では、スーツをクリーニングに出す適切な頻度や料金について解説し、クリーニング代を節約するコツも紹介します。
クリーニングに出すべき衣類は洗濯表示で確認
衣類には「洗濯表示」が付いています。クリーニング店には、家庭で洗濯できない衣類を出すのが一般的です。家庭洗濯の可否を判断する洗濯表示は、図表1のようになっています。
図表1
消費者庁 政府広報 洗濯表示より筆者作成
「家庭での洗濯禁止」の表示以外であれば、洗濯機での洗濯が可能です。最近では洗濯機で洗えるスーツなども販売されているため、まずは新生活で使用するスーツの洗濯表示を確認しましょう。また、家庭で洗濯できるものでも、ワイシャツの襟部分の黄ばみが気になる場合などはクリーニングに出すのがおすすめです。
クリーニングの適切な頻度は?
スーツをクリーニングに出す適切な頻度は、夏は2週間に一度、冬はシーズンに一度程度といわれています。2~3着を着回し、夏なら2週間で3周くらいした頃がクリーニングの時期です。毎回クリーニングに出せば、その分常にきれいなスーツを保てると思いがちですが、頻繁にクリーニングに出すと生地が劣化してしまう恐れもあります。
また、前回のクリーニングから2週間経っていなくても、シーズン終わりに衣替えをするときはクリーニングに出すようにしましょう。汚れが目立たないように見えても皮脂汚れがついているため、そのまましまうと衣類にカビが生えるなどのトラブルが発生する可能性があります。
配信: ファイナンシャルフィールド