まとめ大腸がんの転移は、完全に切除しても注意が必要!
大腸がんは、転移の広がるスピードが他のがんと比較してゆっくりであると考えられています。このため、完全にがんを取りきれたと思っても、術後に転移が見つかることも少なくありません。転移が見つかっても、大腸がんの場合には、切除可能であれば早期に外科手術で切除し、根治を目指すこともできると考えられています。手術をして5年以内には再発、転移が見つかることも多く、なるべく早く発見されれば根治を目指す治療が可能です。主治医の指示に従って、定期的に再発の可能性がないかチェックすることが大切です。
「大腸がんから転移しやすい場所」と関連する病気
「大腸がんから転移しやすい場所」と関連する病気は5個ほどあります。
各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからMedical DOCの解説記事をご覧ください。
脳神経科の病気
転移性脳腫瘍
消化器科の病気
転移性肝がん
腹膜播種
呼吸器科の病気転移性肺がん
整形外科の病気
転移性骨腫瘍
大腸がんは術後に転移が分かることも少なくありません。定期的な検査を受けることで早期に転移を見つけることができます。転移がとり切れる状態であれば、外科手術をします。また、切除が難しい場合には化学療法や放射線療法を行うこともあります。いずれにしても、主治医の指示に従い定期的な検査を受け、治療が必要な場合には説明を聞きましょう。
「大腸がんから転移しやすい場所」と関連する症状
「大腸がんから転移しやすい場所」と関連している、似ている症状は9個ほどあります。
各症状・原因・治療方法などについての詳細はリンクからMedical DOCの解説記事をご覧ください。
関連する症状
麻痺
頭痛
咳
血痰
呼吸困難
黄疸
おなかの張り
骨の痛み
転移した場所により多彩な症状がみられるため、これらの症状になくともいつもと違う症状が続いている場合には注意が必要です。大腸がんの転移の症状からくるものなのか、まず主治医と相談してみると良いでしょう。
参考文献
大腸がん(がん情報サービス)
患者さんのための大腸癌治療ガイドライン 2014年版(大腸がん研究会)
配信: Medical DOC
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