「ランクル」はなぜ盗難ワースト1位?「スマートキー」悪用を防ぐポイントも解説

自動車の車両本体を盗難されてしまう事件が多発しています。日本損害保険協会によると、車両本体の盗難件数は2597件(2023年)です。
盗難件数が多い車種としてはランドクルーザーやプリウス、アルファード、レクサスといったものが挙げられます。これらの車種が盗まれてしまう理由は何なのでしょうか? また、盗まれた場合に保険が支払われるのかも気になります。
 
そこで本記事では、ランドクルーザーの盗難件数が多い理由や盗まれた場合に保険が支払われるのかについて解説していきます。車両の盗難を防ぐ対策についても紹介していくので、ぜひ参考にしてください。

盗難件数ワースト1位の車種はランドクルーザー

日本損害保険協会の「第25回 自動車盗難事故実態調査結果」によると、2023年の盗難件数でワースト1位になったのはランドクルーザーです(ランドクルーザーにはプラドを含む)。ランドクルーザーは2021年、2022年でもワースト1位となっているので、盗難件数と盗難率が高い車種だといえます。

 

その理由としては、日本だけでなく世界中で人気であることや、オフロード性能が高い点が挙げられます。車両価格も500万円以上と高額で、転売目的の盗難が多いようです。

 

盗まれた場合に保険は支払われる?

車両を盗まれた場合は、一般的には車両保険を付帯していると保険金が支払われます。車両の盗難は全損扱いになるので、契約時に設定した車両保険の保険金額が支払われる仕組みです。全損とは修理が不可能な場合や自動車の修理費用が車両保険金額よりも多い場合を指します。

 

車両保険を付帯していない場合は盗難されても保険金が支払われないので注意が必要です。

 

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