メラミンスポンジってそもそも何なの?
そもそも「メラミンスポンジ」とは、水に濡らして軽く研磨するだけで、頑固な水アカや汚れを落とせる便利なアイテムです。中でも有名なのは「激落ちくん」ではないでしょうか。
そして「激落ちくん」よりも安く購入できるのが、100均のメラミンスポンジです。ダイソー・セリア・キャンドゥでも、さまざまな種類のメラミンスポンジが販売されています。
ダイソーの定番!メラミンスポンジ「落ち落ちV」
ダイソーのお掃除グッズは、「落ち落ちV」というシリーズが定番商品ですが、「メラミンスポンジ 落ち落ちV」には、キューブタイプやブロックタイプ、シートタイプ、クエン酸入りなど種類がかなり豊富。
どのスポンジで検証するかも迷いましたが……今回は、40個入りと大容量の「落ち落ちVミニキューブ」を使うことにしました!
衛生的に使うためにも、一度使用したものはなるべくケチらずに取り替えたいです。そのうえで定期的に使用するものなので、大容量というのは100均の強みですね。
ダイソーのメラミンスポンジは種類が豊富
ダイソーでは「メラミンスポンジ 落ち落ちV」シリーズ以外にも、水筒・ボトル洗い用や、見た目がとってもキュートなパンダ・ネコのデザインなど、さまざまな種類のメラミンスポンジを販売しています。
好みや用途にあわせて選べるのも、嬉しいポイントです。
※画像:ダイソーネットストア
※店舗によって取り扱い商品は異なるため、より多くの種類から探したい場合は「ダイソーネットストア」の利用がおすすめです
ダイソーのメラミンスポンジで検証!どのくらい汚れが落ちる?
それでは早速、検証開始です!今回は水回りを中心に、以下を掃除してみました。
- シンク
- 蛇口
- 排水口
- コンロ
シンクで検証
まずはシンクです。検証結果がわかりやすいように、コーヒー・紅茶の色素沈着、水アカを育てておきました。もちろん普通のスポンジでは落ちないため、いつもはキッチンハイターなどの漂白剤を使用して掃除しています。
さっそくダイソーの「メラミンスポンジ 落ち落ちVミニキューブ」でこすり始めると……驚!!「秒」で汚れが浮き始めました。
あっという間にきれいになったので、同じように側面も研磨します。
やはり一瞬で黒ずみが消えました!
掃除時間、たった3分ほどでシンクがきれいになり嬉しいです!
蛇口で検証
蛇口の掃除は普段から後回し……と言いますか、長い月日において放置しがちのため、この状態が通常運転です。
掃除を開始してみると、こするどころか、たったひと拭きで輝きを取り戻しました!
土台部分は汚れがガンコなのか、少しだけ力を入れて研磨を続ける必要がありましたが、こちらもピッカピカのツヤツヤに仕上がりました!
お風呂の排水口で検証
できれば目をそらしたい排水口ですが、今日は頑張ります。石鹸カス・水アカがべったり状態です。
掃除開始!
メラミンスポンジは石鹸カス・水アカ掃除がお得意のようで作業時間たったの2分ほどでピカピカになりました。
ついでに洗面所の排水口も掃除することにしました。
(詳細は後述しますが、メラミンスポンジを使用できない洗面台もあるため、ご注意ください。)
こちらはほんの少し水アカがついた状態です。
こちらに関しては、大げさではなく2秒で終了。
サッと拭き取るように掃除すれば、一瞬できれいになります!
コンロ回りで検証
我が家はIHコンロなのですが、研磨しても問題ないことを確認してから検証開始。ちなみに、軽症のコンロと重症のコンロがあります。
まずは、軽症のコンロからこすってみたところ、3分ほどで焦げついた箇所がきれいになりました。乾拭きして仕上げた状態がこちら!
焦げ付きがひどいコンロは、ほんの少し汚れが削れたくらいです。さすがにこれは難しいですね。
ダイソーの「IH用 おそうじ消しゴム 落ち落ちV」ならきれいになるかもしれません。試してみたいところです。
ダイソーのメラミンスポンジ使用後のリアルな感想
実際に、ダイソーのメラミンスポンジを使って、さまざまな場所を掃除しました。ここからは筆者のリアルな感想を述べたいと思います。
キューブタイプのサイズに不満なし
ネット上にて「キューブタイプは小さくて持ちにくい」などの意見があったので、キューブタイプにしたのは失敗だったかも?と、使用前は思っていました。ただ実際に使用してみた感想としては、手の小さい筆者にとって「全く気にならないサイズ感」でした。使用者の手のサイズにもよるかと思いますが「キューブ=使いづらい」ということはないと思います。
キューブタイプはカットの手間がなく便利
筆者の場合は、カットがめんどう・カットの時間さえ惜しい、と感じるためキューブタイプで良かったと思っています。ただ、未カットのブロックタイプは、好みの大きさにカットできることが利点です。多少手間がかかっても、ベストサイズで使用したい方にはおすすめです。
無駄なく使うならシートタイプの方が良い可能性あり
※画像:ダイソーネットストア
トータルしてキューブタイプに不満はありませんが、無駄なく使用するならシートタイプの方が良いかもしれません。
今回は、ある程度クタクタになったら捨てていたのですが、キューブの表面しか使用していません。包丁やカッターで表面を削りつつ使用することも可能ですが、そもそも小さいサイズが使用後はさらにしぼむ(クタクタになる)ため、カットすると使いづらくなると感じたためです。また、シンプルにカットが手間でした。
メラミンスポンジを使ってはいけない場所や物
基本的に、素材が樹脂や木製、光沢のあるステンレスやプラスチック素材、そのほか何かしらのコーティング・塗装・プリントが施された場所や物には、メラミンスポンジの使用はおすすめしません。
ここからは、NGとなる場所や物を具体的に紹介します。
電気ケトルや電気ポットなど
ケトルやポットの内側にはたいてい、サビ防止やフッ素被膜などの何かしらのコーティングがされていることが多いです。メラミンスポンジを使うとコーティングが剥がれたり、傷がついてしまったりすることがあるため使用は控えましょう。
ただし、ケトルの外側は素材によって使用可能です。たとえば、光沢の気にならないステンレスやプラスチックなどは、メラミンスポンジで磨くことできれいになるでしょう。
コーティングが施された鏡や床など
くもり止めコーティングが施された鏡に使用すると、表層が削られてしまい、傷が付くことがあります。鏡に限らず、防汚コーティングされた床なども同様です。
洗面台や浴槽(素材による)
洗面台や浴槽は材質によって使用可否が変わるため注意が必要です。
人工大理石・樹脂・光沢のあるステンレスの浴槽や洗面台の場合、使用しないほうが良いでしょう。細かいキズがついてしまい、さらに汚れやすくなってしまいます。ちなみに筆者の家の洗面台は使用可能な素材、かつコーティング加工もされていなかったので使用しました。
漆器
漆器にメラミンスポンジを使ってしまうと、ツヤがなくなり漆器ならではの美しさが失われてしまうことがあります。
ダイソーのメラミンスポンジは「絶対買い」のおすすめグッズ
今回はダイソーのメラミンスポンジを活用して、実際の汚れ落ち具合を検証しました。特に水回りに強いなという感想です。
ネット上でも「神商品」「コスパ最強」「目からうろこ」など大好評でした。
掃除時間もほんの数分で済むため、子育てに追われるパパママや、仕事と家事を両立している忙しい人たちにおすすめの便利グッズ!絶対買いの100均アイテムなので、ぜひ活用してみてください!