お皿が話しはじめる
のぼせもんの料理をのせる器たちは、どれも自由でユニーク。にぎやかな柄、思わず撫でたくなる手触り、不揃いな形。量産品ではない「選ばれた器たち」からは、静かに暮らしの気配がにじむ。

「この皿、どこで買ったん?」そんな声が、いつしか会話の呼び水になる。店の空気とお皿の空気が、どこか似ているのかもしれない。
あかつき通りの、明るくてやさしい夜
場所は、布施駅から歩いてすぐの「あかつき通り」。夜になると、赤提灯がぽつぽつ灯る通りの一角に、のぼせもんはある。ガラス張りの店内は、外から中がよく見えて、初めてでも入りやすい。

「ここ、ちょっと気になるな」──その気配に素直になってほしい。
中に入れば、若いスタッフの元気な声、あちこちから聞こえる笑い声。スタイリッシュだけど、どこか実家みたいな安心感。
