1.鳴き止まない・パニックになる
猫をキャリーで移動させるときに、最も多いといわれるのが「鳴き続ける」「キャリー内で暴れる」といったトラブルです。とくに、普段外出に慣れていない猫ほど、環境の変化に敏感。車の揺れや音、見慣れない景色、人の気配など、猫にとって不安要素が一気に押し寄せます。
なお、覚えておきたいのが、移動中の猫が鳴く理由は決して「わがまま」ではないこと。「怖いよ」「どうすればいいの?」というSOSのサインなので、気を付けましょう。
強く鳴き続けると、呼吸が荒くなったり、脱水や過度なストレスにつながることもあるため、無視せずしっかりケアしてあげる必要があります。
2.脱走・飛び出し
キャリー移動で特に危険なのが、猫が突然飛び出すことです。好奇心旺盛な猫は、扉の隙間をこじ開けたり、わずかな穴から顔や前足を出してしまうこともあります。一度パニックになると、飼い主の手をすり抜け、道路や駅構内など、おかまいなしに暴走してしまいます。最悪の場合、事故につながってしまうこともあるのです。
キャリーからの脱走は「ちょっと扉を開けただけ」のスキが原因となることが多く、飼い主側の注意でほぼ防ぐことができます。ロックを二重にしたり、キャリーの中でも洗濯ネットに入れたりハーネスを着用したり、また目的地に到着するまでは開閉をしないことを厳守するだけで、この類のトラブルは防げるでしょう。「扉の扱い=命を守る行動」と意識するのが大切です。

