1. 緊急性が高いサインが出たとき
以下のような症状が見られたら、「様子が変」というレベルを超えている可能性があります。緊急性の高い疾患やけがの場合もありますので、すぐに動物病院を受診しましょう。
呼吸が荒い、苦しそう
口を開けて「ハアハア」と呼吸をしている 舌や歯茎が紫色になっている 元気がなく、ぐったりとしている心臓病や肺炎、熱中症といったように命に関わる病気が隠れているサインかもしれません。
意識がない、痙攣している
意識がなく、呼びかけに反応しない 体が硬直して倒れてしまう よだれを大量に垂らす ふらついたり、体がガクガクしているてんかんや脳腫瘍、有害なもの(殺虫剤、カフェイン)を口にしたことによる中毒などの恐れがあります。
出血がある、強い痛みがある
体から血が出ている 触られるのを異常に嫌がる 動きたがらない関節炎や外傷以外にも、胃腸炎や肝臓病など、全身のあらゆる部位の病気やけがの可能性があります。
排泄しない、血が出ている
尿や便が数日間、出ていない 尿に血が混じっている 血便が出ている膀胱炎や尿道閉塞、腫瘍といった恐れが。水分をとる、ストレスを減らすといった対策も必要ですが、必ず受診を。
2.年齢に応じたタイミングで
子猫や高齢猫は、特に体調管理が大切になる上、かかりやすい病気も異なります。不調の早期発見、将来のリスクを下げるためにも、年齢に応じて獣医師の診察を受けましょう。
子猫の場合(0〜12ヶ月程度)
子猫を家族に迎え入れたら、まずは全身をチェックしてもらいましょう。寄生虫や感染症の有無の確認、ワクチン接種も欠かせません。
さらに、食事や排泄、生活環境など、少しでも心配事や疑問があれば相談するのもおすすめです。
体が成長し、性成熟が始まる生後半年前後には、避妊・去勢を検討しましょう。望まない妊娠を防止するほか、生殖器系の病気の予防、発情期のストレス対策といった効果もあります。
シニア期(7歳以上)
高齢の猫は、腎臓病や甲状腺疾患、関節炎などにかかりやすくなっています。少なくとも半年に1回は健康診断のための受診をおすすめします。
一般的な身体検査に加えて、血液・尿検査やレントゲン撮影などと組み合わせて行うことで、病気の早期発見・治療につなげましょう。
ささいな変化でも気軽に相談できる”かかりつけ医”を見つけておくことも重要なポイントです。

