成長ホルモンの分泌を増やすトレーニング

成長ホルモン(GH)の分泌を増やすトレーニングは、高強度レジスタンス運動とHIIT(高強度インターバル)です。
高強度レジスタンス運動
短時間で筋肉に強い負荷をかけるレジスタンス運動(スクワット、デッドリフト、ベンチプレスなど)を行うことでGHの分泌が増加すると報告されています。しかし、負荷が強い運動は、心肺機能に強く負荷がかかるため、心疾患などの病気がある方は必ず主治医に確認をして行いましょう。
高強度インターバル運動(HIIT)
短時間で負荷が強くかかる運動と短い休憩を繰り返すトレーニング方法です。これをHigh-Intensity Interval Training(HIIT)と呼びます。短時間で効率的に脂肪燃焼や心肺機能、体力の増強を期待できる運動で、この運動でもGHの分泌を高めると言われています。
しかし、心肺機能への負担も強いため、病気がある方では注意が必要です。
「成長ホルモンを増やす方法」についてよくある質問

ここまで成長ホルモンを増やす方法について紹介しました。ここでは「成長ホルモンを増やす方法」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
成長ホルモンを増やすツボについて教えてください。
伊藤 陽子(医師)
成長ホルモンを増やすツボについては、はっきりとした効果が示されたものはありません。もし、成長ホルモンの分泌が低いのではないかと考えた場合、どのようなことが気になっているのかを含め、まずは医療機関で相談をしてみましょう。
まとめ 成長ホルモンの分泌には十分な睡眠と運動が大切!
成長ホルモンは、骨の成長を促し身長を伸ばすほかにも、脂肪を分解して利用し、体脂肪の増加を防いだり、タンパク質の合成を促進して筋肉量を維持する役割もあります。また、骨密度を維持したり、免疫機能や認知機能、精神を安定したりする作用もあるため、成長期を過ぎても重要なホルモンと言えます。
この成長ホルモンの分泌を維持するためには、十分な睡眠、タンパク質などの栄養分の摂取、肥満の予防、運動習慣が重要です。生活リズムを整え、気を付けて生活するようにしましょう。
「成長ホルモン」と関連する病気
「成長ホルモン」と関連する病気は6個ほどあります。
各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。
内分泌系
成人成長ホルモン分泌不全症
成長ホルモン分泌不全性低身長症
下垂体性成長ホルモン分泌亢進症
下垂体腫瘍
糖尿病高血圧成長ホルモンの分泌が多すぎても少なすぎても異常が生じます。成長ホルモンが少ない場合には低身長となりやすく、また分泌が多すぎる場合には手足の肥大や顔つきの変化などが起こり、また糖尿病や高血圧を合併しやすくなるため注意が必要です。これらが気になる場合には、内分泌内科で相談をしてみましょう。
「成長ホルモン」と関連する症状
「成長ホルモン」と関連している、似ている症状は8個ほどあります。
各症状・原因・治療方法なくについての詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。
関連する症状
疲れやすい集中力の低下
うつ状態
性欲の低下
体脂肪の増加
骨塩量の低下
筋肉量の低下
耐糖能異常
上記の様な症状はいずれも成長ホルモンが低下している時に現れる症状です。逆に分泌が増加している場合には、異なる症状が出ます。いずれにしても、気になる症状がある場合には、内分泌内科を受診してみましょう。
参考文献
日本内分泌学会.成長ホルモン分泌不全性低身長症
難病センター.下垂体性成長ホルモン分泌亢進症.
日本内分泌学会.成人成長ホルモン(GH)分泌不全症
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