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“ただの突き指”と思って放置は危険? 「手部腱損傷」を疑うべき4つのサインと受診の目安を医師が解説

“ただの突き指”と思って放置は危険? 「手部腱損傷」を疑うべき4つのサインと受診の目安を医師が解説

手部腱損傷の治療

手部腱損傷の治療は、ギプスなどで固定する保存療法、もしくは手術療法が検討されます。

保存療法

保存療法では腱が損傷している部位の関節が動かないように、ギプスやシーネ(副え木のような器具)で3週間程度固定します。この治療は腱の一部が損傷しているケースが適応です。

固定期間が終了した後は、関節が固くなっていることが多いため、リハビリで関節の動きや筋力を回復させます。

手術療法

腱が完全に断裂して動かせないケースでは、手術療法で断裂した腱を縫合します。手術を行う際は、損傷からおよそ2週間以上経過すると断裂した腱が萎縮し、うまく縫合できないケースがあります。その場合、腱の移植を検討します。

手術を行った後は手術した腱の癒着を防ぐために、手術直後から腱に負担がかからない装具を利用して徐々に動かしていきます。しかし、装具を上手に使えない人や子どもの場合、3週間程度ギプス固定を選択するケースもあります。

手部腱損傷になりやすい人・予防の方法

手部腱損傷になりやすい人は、手の外傷を受けやすい人、指や手の関節が変形している人、関節リウマチの人が該当します。とくに料理や大工作業などで刃物を扱う人は手のケガをしやすいため、注意が必要です。

外傷の予防は困難ですが、それ以外の原因による手部腱損傷の予防は、指に過度な負担をかけないことで予防が可能です。指に負担をかけすぎると関節の炎症や骨の変形につながり、手部腱損傷につながります。

また、適度なストレッチも予防に効果的と考えられています。ストレッチは関節や腱の動きを柔軟にする効果が期待できるため、変形の予防や腱の損傷リスク軽減につながるでしょう。


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参考文献

日本手外科学会 屈筋腱損傷

日本整形外科学会手の屈筋腱損傷

慶應義塾大学病院健康・医療情報サイト腱損傷と靭帯損傷

船橋拓哉 関節リウマチにおける屈筋腱皮下断裂の検討 Modern Rheumatology 2016

配信元: Medical DOC

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