災害に備えて「すぐにできる身近なこと」の大切さ
ポリCOOKさんが防災を強く意識したのは2004年ごろ。夫の転勤で静岡県沼津市に引っ越した際の経験が原点になっています。
「津波のリスクが高い地域だから、災害意識が本当に強くて、防災訓練もすごく真剣なんです。地域のママ友からは『洋服をポリ袋に入れて車に置いておくといい』といった、すぐにできる身近なことを教えてもらいました」
あれもこれもと言われるとできないけれど、身近なことならできる。この経験が、後の活動の軸になりました。
東京に戻り、年月が経つとともに防災意識は次第に薄れていましたが、ある日、仲間に誘われて防災講座へ。そこでポリ袋調理と出会います。
「ご飯が炊けるし、洗い物もない。これすごい!と感銘を受けて、みんなに教えてあげようと思いました」
それから3ヶ月間、毎日ポリ袋料理を作って研究し、自宅で運営していたパン教室の生徒さんに講座を開始。「普段やってないことは災害時にできない」という信念のもと、2年間普及活動を続け、防災士の資格も取得。そして2018年にポリCOOKの団体を設立しました。
「誰もが知っている」という、クックパッドの価値
ポリCOOK設立と同時に始めたのが、クックパッドへのレシピ投稿です。
「自宅の教室だと、一度に6人から8人くらいしか教えられない。もっと多くの人に届けたいと思いました」
数あるレシピサイトの中で、なぜクックパッドを選んだのでしょうか。
「今の子たちも、ある程度年齢が高い方も、クックパッドは知ってるんです。災害時に子どもが検索して、お母さん・お父さん、ここにレシピがあるよって言えるのが大きいです」
災害時でも思い出して検索できるくらい、誰もが知っている身近なサイト。それがクックパッド選択の最大の理由でした。

