脳トレ四択クイズ | Merkystyle
老老介護とは?定義や課題、共倒れを防ぐ方法を解説します

老老介護とは?定義や課題、共倒れを防ぐ方法を解説します

老老介護の共倒れが近いサイン

老老介護の共倒れが近いサイン

介護者が限界に達しつつあるとき、心や体に何らかのSOSサインが現れることがあります。こうしたサインを見逃さず対処することが、共倒れなど最悪の事態を防ぐために大切です。以下に、老老介護で行き詰まりそうなときによく見られる心身の兆候を挙げます。当てはまるものが続いている場合、介護者が相当な負担を抱えている可能性が高いので注意が必要です。

朝起きるのがつらい、眠れない

食欲がわかない

以前は楽しめていたことに喜びを感じなくなる

何に対してもやる気が出ない

「自分がやらなければ」と過剰に背負い込む

被介護者への苛立ち

これらの兆候が見られたら、「自分は大丈夫」と無理を続けず早めに周囲に助けを求めることが大切です。また、介護者ご本人だけでなく、家族や近隣の方もこうしたサインに気付いた際は声をかけてみてください。

老老介護による負担を軽減する方法

老老介護による負担を軽減する方法

老老介護は一人で抱え込むにはあまりに負担が大きく、適切に外部の力を借りることが重要です。ここでは公的介護保険で利用できるサービスや、家族や親族の協力によって老老介護の負担を軽減する方法を解説します。

訪問型介護保険サービスの利用

公的な介護保険サービスを利用すれば、自宅にいながら専門的な支援を受けられ、介護者の負担を大きく軽減できます。なかでも訪問介護と訪問看護は、老老介護の心強い支えです。訪問介護では、身体介護や生活援助、買い物代行や通院付き添いまで対応可能です。

訪問看護では、健康管理や医療処置、服薬管理などを行い、持病がある場合でも安心して在宅療養を続けられます。いずれも介護保険が適用され、自己負担は原則1割(所得により2~3割)です。定期的にプロの力を借りることで、介護者が休息や通院の時間を確保でき、共倒れの予防につながります。

デイサービスやショートステイの利用

デイサービスやショートステイは、要介護者を一時的に施設で預かってもらえるため、老老介護世帯にとって重要な支援です。デイサービスでは日中に通所し、食事や入浴、レクリエーション、健康チェックを受けられ、介護者は休養や用事の時間を確保できます。一方、ショートステイは数日から最長30日程度の宿泊が可能で、24時間体制の介護が受けられます。介護者の体調不良や介護疲れのリフレッシュにも役立ち、必要に応じて医療型の利用も可能です。いずれも早めにケアマネジャーへ相談し、計画的に活用することが大切です。

参照:『短期入所生活介護(ショートステイ)』(厚生労働省)

施設への入所

在宅介護が難しくなった場合は、介護施設への入所も重要な選択肢です。要介護度が重い場合や介護者の体調が限界に近い場合、専門施設を利用することでご本人と介護者双方の安全と安心を確保できます。施設入所は決して介護を放棄することではありません。無理を重ねる前に、ケアマネジャーや地域包括支援センターに相談し、早めに情報収集を進めることが大切です。

ほかの家族によるサポート

老老介護を乗り切るには、配偶者だけに負担を集中させず、家族や親族の協力を得ることが重要です。離れて暮らす子どもが定期的に連絡や訪問をするだけでも、介護者の大きな精神的支えになります。また、介護サービスや制度の情報収集を家族が担うことで、選択肢を広げることもできます。
経済面や手続き面のサポートも有効です。介護用品の費用援助や介護保険・施設入所の手続きを分担するほか、遠方に住んでいる場合でも見守りサービスの手配など間接的な支援が可能です。大切なのは、介護を一人で抱え込まないことです。きょうだいや親族と状況を共有し、無理なく支え合う体制を整えることが、老老介護を続けるうえでの大きな助けとなります。

配信元: Medical DOC

提供元

プロフィール画像

Medical DOC

Medical DOC(メディカルドキュメント)は800名以上の監修ドクターと作った医療情報サイトです。 カラダの悩みは人それぞれ。その人にあった病院やクリニック・ドクター・医療情報を見つけることは、簡単ではありません。 Medical DOCはカラダの悩みを抱える方へ「信頼できる」「わかりやすい」情報をお届け致します。