糖質が不足すると現れる症状

脳のエネルギー源が足りなくなる
糖質は脳の主なエネルギー源であり、不足すると脳の機能が低下します。意識障害を起こすことにも繋がります。そのため長時間食事を抜いたり、過度な食事制限を行ったりすると、血糖値が低下して脳に必要なエネルギー源が届かなくなって、集中力の低下などの症状が現れることになります。
筋肉の低下・代謝の低下
糖質の摂取量が不足した状態が続くと、体はエネルギーを補うために、筋肉に含まれるたんぱく質を分解して利用することがあります。その結果、筋肉量が減少しやすくなり、基礎代謝の低下につながる可能性があります。筋肉量が低下すると、安静時に消費されるエネルギー量も少なくなるため、長期的にはエネルギー消費が低下し、体脂肪が蓄積しやすい体質につながることがあります。ただし、このような影響は、極端な糖質制限やエネルギー不足が長期間続いた場合に起こりやすく、適切な量の糖質を摂取していれば必ずしも当てはまるものではありません。
体臭・口臭
食事制限や糖質不足になるとエネルギー不足になり、補うために脂肪を分解してケトン体という物質が合成されます。このケトン体は甘酸っぱい腐ったような臭いを放ち、汗や呼気に混ざって発散され体臭がきつくなることがあります。咀嚼する回数が減ると唾液の分泌量が低下してしまいます。唾液には口の中の洗浄や殺菌効果がありますので唾液量が減ることで殺菌が増えて口臭の原因となるガスが発生します。
糖質を過剰摂取すると現れる症状

肥満・糖尿病
消費されなかった余分な糖質が中性脂肪として体に蓄積されます。糖質の取り過ぎは肥満につながり血糖値が急上昇して糖尿病といった生活習慣病を引き起こす原因にもなります。ごはんやパン、穀類、いも類などの野菜に含まれている炭水化物に対して、フルクトースやグルコースなどの吸収されやすい単糖類を摂り続けることが肥満になりやすい状態となります。
疲労感・眠気
糖質の過剰摂取によって血糖値が急激に上がったり下がったりの不安定な状態となり心身に様々な不調が現れたり、だるさや強い眠気などを起こしたりします。
虫歯になりやすい
虫歯の原因となるミュータンス菌は、糖質を栄養に増殖するため糖質の取り過ぎには注意が必要です。この細菌は酸を作り出すため、細菌のプラークに接触している歯の表面が溶けていきます。この状態が続くと歯に穴があき虫歯になってしまいます。

