今後は“マス化アイテム”の確立を目指す
広報 ワークマンの良さでもあり難しさだと思っているのが、「アイテム数の多さ」です。どれもこれも大量に作るわけにはいかないので、いくつかのアイテムに絞って“マス化”商品を作っていこうというのが今の流れです。それがメディヒール、半導体冷房服、Xシェルター、UVアイテム、インナーの5カテゴリです。
——先日の発表会でも専務からお話がありましたね。メディヒールに関しては昨年319万点販売したところ、今年は2100万点作ると。ちょっと信じられない数ですよね。
広報 本当に、これまでのワークマンの常識を覆す量です。これまでは人気アイテムでも10万、20万点が普通でしたから。メディヒールシリーズは2月10日から再入荷・新製品の販売を開始し、発売初日の販売点数は約27万点、一週間で約120万枚と、驚異的なスピードで売れ続けています。それでも十分な数を作っているので、今度こそ本当に「在庫切らさない宣言」を信じていただければと。2100万点って、どうやって作るんだろうという感じではありますが(笑)。
——出遅れても買える数はあるということですね。それなら安心です。ちなみに、マス化5アイテム以外は、やはり売り切れたら終了になっちゃうんですかね。
広報 そうですね……できるだけお客様の要望に応えられるように計画しますが、すべてに応えるのはなかなか難しいかなと思います。ワークマンは「お客様の声のする方へ」というポリシーがあるので、多くの声をあげていただければ、できる限り対応する流れになるはずです。
——なるほど。ではみんなで「これが足りない」「これを作って」という声をあげればいいということですね。
オンラインストアの在庫が少ないのはなぜ?
——もう一点お聞きしたいのが、オンラインストアの在庫についてです。人気アイテムでもオンラインストアに在庫がなかったり、店舗のみ販売だったりすると思うんですが、これにはどんな理由があるんでしょうか。
広報 まず、ワークマンのオンラインストアの意義が他社と違うということが挙げられます。他社はオンラインストアで販売し利益に直結することが多いと思いますが、ワークマンの場合はフランチャイズシステムをとっていることもあり、あくまでもオンラインで商品を見て、お店に行っていただきたいという思いがあります。商品には発送代をのせていないので、大量に購入いただいた場合(1万円以上送料無料)は送料を弊社が負担することになり、利益が出ない可能性もあります。また、もともとワークマンは作業服からスタートしたお店なので、扱っている商品が特殊なんですよね。高機能ウェアなど、実際に目で見て、手に取ってもらわないとわからない部分が多くあります。そのため、ぜひ店舗に足を運んでいただけるとうれしいです。

