ビオチンをとりすぎるとどうなる?メディカルドック監修管理栄養士が一日の摂取量・効果・不足すると現れる症状・過剰摂取すると現れる症状・効率的な摂取方法などを解説します。

監修管理栄養士:
落合 晴美(管理栄養士)
普通の事務職として働いていたが、体調を崩したことをきっかけに一念発起。栄養士の道へと転身。専門学校を卒業後、給食委託会社での栄養業務を経て、管理栄養士の資格を取得。健康の大切さを身をもって実感した経験を活かし、食事や生活習慣の改善を通じて、多くの人が健やかに過ごせるよう、サポート業務に従事している。
「ビオチン」とは?

水溶性ビタミンであるビタミンB群の一種です。
糖質・脂質・たんぱく質の代謝に関わる補酵素として働き、エネルギー生成を助けます。
また、神経伝達物質の合成や代謝に関与する酵素の働きを支えることで、神経系の正常な働きにも関わっていると考えられています。
さらに、抗炎症物質の生成に関与することで、アレルギー症状の緩和に役立つ可能性が示唆されています。
ビオチンの一日の摂取量

『日本人の食事摂取基準(2025年版)』では、ビオチンの1日の摂取目安量を、12歳以上の男女ともに50μgとしています。
ビオチンは腸内細菌によっても合成されますが、必要量を十分に維持できないため、食品からの摂取が基本となります。
また、通常の食事による摂取では、過剰摂取による健康被害の報告はほとんどなく、耐容上限量は設定されていません。

