基本知識|猫にとって「におい」は縄張りそのもの
先代猫のアイテムを使うか否かを考える前に、基本的な「におい」について確認しましょう。
猫にとって「におい」は、視覚よりも重要な情報源。環境を判断するとても重要な役割をもっています。では、新入り猫は先代猫のにおいをどう感じるのでしょうか。
一つは、「ここに他の猫がいるのでは?」と、慎重に観察するタイプ。もう一つは、強いにおいが残っていない場合で、比較的早く環境に慣れるケースです。
したがって、先代猫のアイテムが使えるかどうかは、その猫へのにおいの影響度です。新人猫の反応を見て、判断するのが基本となるでしょう。
そのまま使いやすいアイテム
先代猫が使っていたアイテムで使いやすいものは、キャリーケースやケージです。基本的にプラスチックや金属製で、洗剤や水で簡単に拭き洗いできるタイプは、先代猫のにおいをある程度落とせます。
お下がりとして使う前に、拭き掃除をする程度で十分です。特別な洗浄は必要ありません。逆に、先代猫のにおいがうっすら残っていると、新入り猫が「ここは猫の住める安全な場所」と、受け入れやすくなる場合もあります。
つまり、においが強く残りにくい硬質アイテムは、新しい猫にとっても安心感を与えつつ、そのまま引き継ぐことができるアイテムといえるでしょう。

